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2023年1月10日火曜日

第6回日仏指揮法講座開催のお知らせ(協会主催事業)

フランスにおける伝統的な音楽教育の理念である "musicien complet" (完全なる音楽家)の育成を目指す日仏現代音楽協会による指揮法講座、4年ぶりの開講が決定いたしました。指揮法の実際を学ぶだけではなく、指揮者に必要な能力や音楽の読解力を深めるため、講座の内容は様々な難易度やスタイルのオーケストラ作品の指揮法実技に、スコア・リーディングと楽曲分析を加えた3つの科目からなっております。講座の対象は未経験の方から大学等で指揮法を学んでいる方、あるいは演奏の現場で指揮活動をされている方まで、幅広い受講生のレヴェルに対応いたします。一流の講師とプロの演奏家たちのもとで実践的な指揮法を学ぶ絶好の機会、ぜひふるってご参加ください。

講師
阿部加奈子(日仏現代音楽協会会長)
夏田昌和(会員)

伴奏ピアニスト

大須賀かおり(会員)
瀬川裕美子(会員)


・講座内容・
1.  指揮法実技
以下の課題曲の中から講習生各自が2~3曲程度の楽曲や楽章を選択し、ピアノ連弾による演奏を指揮して頂きます。課題曲の選択に迷われた場合などは、事務局までご連絡ください。講師がメール等でご相談に乗ります。

*課題曲(下記より受講者が選択)

・モーツァルト「交響曲第41番」 C-dur
・ベートヴェン「交響曲第5番」c-moll
・ブラームス「交響曲第1番」c-moll
・ドヴォルザーク「交響曲第8番」G-dur
・ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」
・ラヴェル「マ・メール・ロワ組曲」*初級者推奨
・フォーレ「ペレアスとメリザンド管弦楽組曲(4曲版)」*初級者推奨
・ストラヴィンスキー「春の祭典」より「選ばれた生贄への賛美(104~)」と「生贄の踊り(142~)」

2.  スコア・リーディング
ご自分が指揮法講座で取り上げる選択課題曲の一部を(基本的にピアノで)演奏していただきます。スコア全体のピアノ演奏が難しい場合、任意のパートやセクションのみをピアノで弾くか、もしくは声に出して歌われるのでも構いません。演奏箇所の選択に迷われた場合などは、お気軽に事務局までご相談ください。

3.  楽曲分析
課題曲中から選んだ楽曲を、講師の先導で分析していきます。作曲学的な見地からの分析に加え、指揮という演奏行為に即した視点からも楽曲を捉えていくことを目指します。


・講座概要・
日程 
2月10日(金)
18:00~20:00 スコア・リーディング※
20:00~22:00 楽曲分析(担当:夏田)

2月11日(土)

13:00-19:00(未確定) 指揮法実技

2月12日(日)

13:00-19:00(未確定) 指揮法実技

※2月10日に参加できず、他の日に指揮法実技とともにスコア・リーディングの受講を希望する方は、事前に事務局までご相談ください。また、指揮法実技の時間は受講生の人数により増減します。


会場
2月10日
杉並区内のスタジオ(荻窪駅周辺) ※詳細はお問い合わせください。

2月11日、12日
スタジオ ピオティータ 京王線「桜上水」、井の頭線「西永福町」より徒歩約10分)
東京都杉並区下高井戸4-22-34


対象
受講生(定員最大10名)定員に達したため受講生の募集を終了いたしました。
- 指揮法を既に学んでいる方やこれから学びたいという方
- 合唱、アンサンブル、吹奏楽、オーケストラなどを対象にした指揮活動を行っている方、またそれらの活動を目指している方
- 音楽大学などで音楽の専門教育を受け、基礎的な音楽に関する知識は身につけているが、指揮法の勉強は未経験の方
- アマチュアの演奏家として室内楽やオーケストラ活動をされていて、更に指揮法の基礎を身につけたい方
- フランス式の指揮者教育を体験したい方や、将来的にこの分野で留学を考えている方

聴講生(定員最大20名)
事前に事務局までお申し込みいただければ、専門的な知識の有無に関わらず、どなたでも聴講ができます(各日とも講習の妨げとならない範囲で会場への出入りは自由です)。ただし、受講生多数の場合はお断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。


参加費用
受講生:28,000円(日程や受講内容において部分参加をご希望の場合、別途お問い合わせください)定員に達したため受講生の募集を終了いたしました。
・聴講生(要事前予約、ただし人数に余裕がある場合は当日連絡も可):
 各日2,000円(2日間参加の場合は3,000円、3日間参加の場合は4,000円)
※日仏現代音楽協会会員は受講2,000円引き、聴講500円引き。


お申し込み・お問い合わせ :

日仏現代音楽協会事務局  nichifutsugenon@yahoo.co.jp


※受講生としてお申し込みの方は、お名前、お電話番号と併せて以下をご記入ください。(過去に「日仏指揮法講座」を受講された方は不要です。)
- 音楽学習歴もしくは音楽活動歴(簡潔なもので結構です)
- 指揮法を学んだ経験の有無(経験有りの方はその内容や期間について)

また、2月1日を目安に、ご自身が選択された課題曲を事務局にお知らせ下さい。



<講師・伴奏ピアニスト プロフィール>

阿部加奈子(講師)
©︎R.Funahashi

オランダ在住。東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、パリ国立高等音楽院にて作曲に関連する6つの課程とともに日本人として初めて同音楽院指揮科で学び、フォンティス総合芸術大学大学院指揮科(オランダ)にて修士号を取得。
これまでに作曲を永冨正之、管弦楽法をマルク=アンドレ・ダルバヴィ、楽曲分析をミカエル・レヴィナス、ピアノと伴奏法をジャン・ケルネル、指揮をジョルト・ナジ、ヤーノシュ・フュルスト、ファビオ・ルイージ、エティエンヌ・シーベンスなどに師事。
パリ国立高等音楽院在学中より、ヨーロッパを活動の拠点に、指揮者、ピアニスト、作曲家として多方面で活躍する。2005年にはパリ管弦楽団やアンサンブル・アンテルコンタンポラン等のメンバーからなる現代音楽アンサンブル「ミュルチラテラル」を創設、2014年まで音楽監督を務める。また、その間にチューリッヒ歌劇場やモンペリエ国立歌劇場でファビオ・ルイージ、エンリケ・マッツォーラ、ロレンス・フォスター等のアシスタントを務める。これまでにギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団、イル・ド・フランス国立管弦楽団、モンペリエ国立管、ロレーヌ国立管、ルーマニア放送響、ジュネーヴ室内管など、日本国内では東京フィル、新日本フィル、東京シティ・フィル、兵庫芸術文化センター管、大阪響、広島響、群馬響などと共演している。2019年6月には東京オペラシティ文化財団主催「武満徹作曲賞」本選演奏会の指揮者に抜擢され、2021年5月に2度目の登場を果たした。2015年よりTokyo Ensemnable Factory、2019年よりアンサンブル室町のミュージック・パートナーを務める。また 2022年9月よりフランス・ドーム交響楽団音楽監督、2024年9月より同楽団芸術監督就任が決まっている。
2022年7月には、ブシュラ・エル=トゥルクの新作オペラ「Woman at Point Zero」の世界初演でエクサン・プロヴァンス音楽祭にデビュー、2023年6月にはコヴェントガーデン王立歌劇場へのデビューが決まっている。また2023/24年のシーズンでは、2023年9月に新日本フィル定期演奏会、2024年1月と2月に藤原歌劇団本公演への出演が決まっている。
これまでにIRCAMとの提携、ラジオ・フランスへの録音をはじめ、ストラスブール音楽祭、ヴェネツィア国際現代音楽祭などで160曲以上の世界初演の指揮を手がける一方、自身も作曲家としてのキャリアを歩み続けている。
音楽メディアでは、これまでに「レジス・カンポ Pop-Art」(æon)をはじめ、ヴォデニチャロフの室内オペラ「雪女」(Gega New)など12枚のCDをリリースしている。また、ラジオ・フランスへのレコーディングも定期的に行っており、2012年に指揮者として参加したセバスチャン・リヴァスのラジオオペラ「幻覚の夜」はイタリア放送協会主催の国際番組コンクールで最高賞であるイタリア賞を受賞した。

阿部加奈子公式ホームページ : https://www.kanakoabe.com/jp/


夏田昌和(講師)


東京芸術大学大学院修了後、パリ国立高等音楽院にて作曲と指揮を学び、審査員全員一致の首席一等賞を得て同院作曲科を卒業。作曲を野田暉行、永冨正之、近藤譲、Gérard Grisey 、指揮を秋山和慶、河地良智、Jean-Sébastien Béreau、伴奏法をHenriette Puig=Rogetの各氏に師事。芥川作曲賞や出光音楽賞、Fundaçao Oriente 国際指揮者コンクール第3位(1位なし)など、作曲と指揮の両分野での受賞や入賞、入選多数。
フランス文化省やサントリー音楽財団、アンサンブル・アンテルコンタンポランを始めとする数多くの公的機関や演奏団体、ソリストより委嘱を受けて書かれた作品は、世界各地の様々な音楽祭や演奏会にて紹介されている。
指揮者としてはグリゼイの「Vortex Temporum」と「境界を超えるための4つの歌」、ライヒの「Tehillim」といった大作の日本初演や海外現代作品の紹介、邦人作品の初演やCD録音に積極的に携わっており、現在までにその数は160曲を超える。また様々な市民オーケストラへ客演を重ねる一方で、小林武史(Vn.)、Claude Delangle(Sax.)、宮田まゆみ(笙)、森川栄子(Sop.)、藤原由紀乃(Pn.)、向山佳絵子(Vc)、鷲宮美幸(Pn.)、秋山友貴(Pn.)といったソリストとも共演してきた。2013年に指揮者の阿部加奈子と共に日仏現代音楽協会を設立。2021年には第6回両国アートフェスティバルの芸術監督として3プログラム6公演を成功に導く。2022年12月に日本で4度目、今世紀初となるアイヴズ「交響曲第4番」の演奏(タクティカート・オーケストラ)で正指揮を担当し、好評を博した。


大須賀かおり(伴奏ピアニスト)

桐朋学園大学演奏学科卒業、同大学アンサンブルディプロマコース修了。日本室内学コンクール第2位。現代音楽演奏コンクール競楽V優勝、第12回朝日現代音楽賞、2003年度青山バロックザール賞受賞。2020年コジマ録音よりリリースしたアイヴズのソナタ全集が第75回文化庁芸術祭レコード部門優秀賞を受賞。これまでに多くの作曲家の作品初演やCD録音に携わり、初演曲は300曲を超える。桐朋学園芸術短期大学、東京成徳短期大学、相模原弥栄高校芸術科非常勤講師。


瀬川裕美子(伴奏ピアニスト)

国立音楽大学鍵盤楽器ピアノ専修を首席、同科ソリストコースを最優秀で卒業。2013年よりリサイタルを東京文化会館小ホールやトッパンホールにてバッハから邦人委嘱作品まで、コンセプチュアルなプログラムで8回展開。Boulez ピアノソナタ全曲リサイタル、並びに同プログラムのCDは「レコード芸術」誌特選盤に選出され、朝日新聞等多数のメディアで紹介される。これまでCD5枚リリース。東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」に出演。アンサンブル活動に加え、他分野の芸術と連関させた独自のレクチャーも行っている。

2022年7月3日日曜日

7/30, 7/31「オリヴィエ・メシアンとその門弟たち」〜メシアン没後30年記念〜(協会共催演奏会)



20世紀フランスを代表する作曲家オリヴィエ・メシアン (1908-1992) は、1940年から38年ものあいだパリ音楽院で教え、多くの音楽家を育てた優れた教育者でもありました。メシアン没後30年を記念するこの演奏会では、前半にメシアンの初期から晩年に至る様式の変遷を4つのピアノ作品で辿り、後半はメシアンに師事した6人の作曲家の作品をとおして、戦後のピアノ音楽の見取り図を描きます。解説には一昨年「オリヴィエ・メシアンの教室」の翻訳を上梓した音楽学者の平野貴俊氏を迎え、作曲家の福士則夫氏には師メシアンとの思い出も伺います。

2022年7月30日(土) / 31日(日)  16:00開演(15:30開場)

会場:両国門天ホール


【プログラム】

オリヴィエ・メシアン:

悲しい風景のなかの恍惚の歌(『前奏曲集』より) 

喜びの精霊のまなざし(『幼子イエスに注ぐ20のまなざし』より)

4つのリズムのエチュード

ヨーロッパコマドリ、クロウタドリ(『鳥の小スケッチ』より)

*  *  *

ピエール・ブーレーズ:ピアノ・ソナタ第3番 よりトロープ


ヤニス・クセナキス:à r.(モーリス・ラヴェルを讃えて)


トリスタン・ミュライユ:告別の鐘と微笑み〜オリヴィエ・メシアンの追憶に

ミカエル・レヴィナス:3つのエチュード より

ジョージ・ベンジャミン:ピアノ・フィギュアズ より


福士則夫:とぎれた記憶 


【出演】

飯野明日香・大須賀かおり・瀬川裕美子・安田結衣子(ピアノ)


平野貴俊(解説)・夏田昌和(司会進行)・福士則夫(特別ゲスト)

 

【チケット】

入場料金(要予約):3,000円(税込)

◎チケット受付:https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=66593

フリーダイヤル:0120-240-540(平日10:00〜18:00)

※定員に達し次第受付を終了します。

※予約時にご案内する新型コロナウィルス感染症対策へのご協力をお願いします。 


生配信(7月31日のみ)料金:1,000円(税込)

◎配信チケット受付:https://zaiko.io/event/348495


お問い合わせ:ticket@monten.jp(@は半角に直してください)

電話/FAX:03-6666-9491(火曜日休館)


主催:一般社団法人もんてん(両国門天ホール)

共催:日仏現代音楽協会

協賛:アルテスパブリッシング

企画構成:夏田昌和・台信遼


2022年1月16日日曜日

2/11 ROSCO結成20周年リサイタル(後援演奏会情報)






























日時:2022年2月11日(金祝)18時半開場  19時開演
会場:東京オペラシティ リサイタルホール(京王新線「初台」駅徒歩5分)

チケット(税込、全席自由)
一般 3000円   学生 2000円
※学生券は当日学生証等の提示が必要です。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※新型コロナ禍におきまして会場の防止対策に従い感染予防対策にご協力をお願い致します。

お問い合わせ:kaoriohsuga@gmail.com  090-8012-5723
主催:ROSCO AVEC

プログラム:
一柳 慧 / シーンズⅡ
チャールズ・アイヴズ / ヴァイオリンとピアノのためのソナタ2番
桑原ゆう / 委嘱新作(2022)
北爪裕道 / 委嘱新作(2022)
大胡 恵 / 委嘱新作(2022)
夏田昌和 / 委嘱新作(2022)

2021年1月30日土曜日

第6回両国アートフェスティバル(協会後援情報)

 


 

早春の両国で聴く「音楽の過去・現在・未来」

下町・両国を舞台にした音楽祭、両国アートフェスティバル(略してRAF)。

第6回目は、芸術監督に作曲家・指揮者の夏田昌和氏を迎え、音楽に精通していない人、クラシック愛好家から現代音楽愛好家まであらゆる市民を対象に、ピアノ音楽を中心に声楽やインド伝統音楽も加えた3種類のコンサートを開催します。

親しみやすい小空間で、またオンライン生配信を通してお茶の間から、世代・地域を越えて体験する“今” の音楽に耳を傾けてみませんか。

公演に寄せて                                                                        夏田昌和
「我々はどこからきたのか 我々は何物か 我々はどこへ行くのか」……ゴーギャンの絵画タイトルとして知られるこの言葉は、芸術の創造と継承に携わるものにとって根源的な問いであり続けます。今年度の第6 回両国アートフェスティヴァル、プログラムI では「我々はどこからきたのか」を確認するために、ルネッサンス時代から現代に至る約5 世紀の音楽史を、芸術監督の解説と4 人のピアニストによる演奏で一気に概観します。一般には異質のものと捉えられることも多い古楽とクラシック、現代音楽が、遥かな時と世代を超えて一本の線で繋がっていることを一公演のうちに実体験出来る催しです。続くプログラムII では、西洋音楽とインドの伝統音楽とを対比させることにより「我々は何物か」について互いに思索を深めていきます。数多くの文化や民族、言語、宗教、思想、ジェンダーが複雑に混じり合う現代世界において、他者と向きあい対話することは自らの存在や特性を客観的に見つめ把握するために最適の方法ではないでしょうか。そして最後のプログラムIII では、4 分音調律ピアノによる音世界の中に「我々はどこへ行くのか」を探ります。それは耳慣れた12 平均律を超える微分音の響きと未体験の音楽言語を、今を生きる作曲家達がそれぞれの方法で模索する試みです。

3 つのプログラムは、音楽史の歩みや微分音というキーワードを介して、それぞれ次へと繋がっていくように配されています。是非一続きのものとして3 公演をお楽しみ頂ければ幸いです。

*   *   *

【プログラムI】我々はどこからきたのか 〜ピアノでひも解く西洋音楽500年史

ルネッサンス~バロック時代、古典派とロマン派、国民楽派と近代音楽、新ウィーン楽派から現代、という4つの区分、計32 人もの作曲家による楽曲を、解説つきで次々とお聴き頂きます。豪華な4人のピアニストによる多彩な演奏をお楽しみ頂くうちに、 西洋鍵盤音楽史500 年の大まかな流れと、作品様式や構造の変化、楽器の発展が音楽に与える影響なども自然にお解り頂けるはずです。

2月13日(土) 16:00開演 限定入場公演
2月14日(日) 16:00開演 限定入場公演+ライヴ&アーカイヴ配信

出演:飯野明日香(Pn.会員)・瀬川裕美子(Pn.会員)・大須賀かおり(Pn.会員)・安田結衣子(Pn.会員) 、夏田昌和(解説・会員)

プログラム:カベソン、フレスコバルディ、クープラン、バッハ、モーツアルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、ヤナーチェク、ドビュッシー、スクリャービン、バルトーク、シェーンベルク、メ シアン、ブーレーズ、リゲティ他の小品や部分、計34曲

*   *   *

【プログラムII】我々は何物か〜クラシック vs インド音楽、テーマは”夜”

「夜」をテーマに、西洋クラシック音楽とインド音楽を聴き比べて頂きます。前半は 19 世紀のドイツ・リートとフランス印象派を中心とするピアノ作品、芸術監督の新作歌曲他でハーモニーの妙を味わえるプログラムを。 後半はヨシダダイキチのシタール演奏と解説で、インド音楽のラーガがもたらす豊 かな世界を、出演者による対談もまじえてお届けします。

3月7日(日) 16:00開演 限定入場公演+ライヴ&アーカイヴ配信
3月9日(火) 19:00開演 限定入場公演

出演:青戸知(バリトン)、篠田昌伸(ピアノ・会員)、夏田昌和(ピアノ・会員)、ヨシダダイキチ(シタール)

プログラム:

ラヴェル『夜のガスパール』より《オンディーヌ》(1908)

シューマン《月の夜》(1840)

ブラームス《 五月の夜》(1866)

夏田昌和《よく眠るための内気なセレナード》(2011)

R. シュトラウス《夜》(1882/83)

ヴォルフ《真夜中に》(1888)

ドビュッシー《月の光がそそぐテラス》( 1913)

夏田昌和《歌》(詩:谷川俊太郎/2020 委嘱・世界初演)

シャリーノ《夜の…》(1971)

シタール演奏:夜のラーガ

*   *   *

【プログラムIII】我々はどこへ行くのか〜4分音ピアノで描く音楽の未来

1/4 音違いに調律された2 台のピアノを用いて、微分音程に満ちた響きの中に未来の音楽の可能性を探求します。この分野の先駆者であるアメリカのアイヴズとロシアのヴィシネグラツキー、この演奏会のために作曲された委嘱作品3 曲と、公募によって選ばれた若手作曲家による3 作品を演奏。世に演奏会は多々あれども、滅多に聴くことが出来ない不思議な音響世界を体験して頂きます。


3月20日(土) 16:00開演 限定入場公演
3月21日(日) 16:00開演 限定入場公演+ライヴ&アーカイヴ配信

出演:及川夕美(ピアノ・会員)・大須賀かおり(ピアノ・会員)

プログラム:

チャールズ・アイヴズ:《3つの4分音作品》2台のピアノのための(1903/24)

イヴァン・ヴィシネグラツキー《統合 Op.49》2台の4分音ピアノのための(1962)

夏田昌和(会員)・山根明季子(会員)・渋谷由香による新作(2021 委嘱・世界初演)

公募入選作品:

冨田正之介 《 一つ、またひとつ》(2020 世界初演)

渡部瑞基 《Kontrapunkt》(2020 世界初演)

キムヨハン(会員) 《A room between the rooms》(2020 世界初演)


*   *   *

 

限定入場料金(税込)◉各プログラム10〜15名。要予約(今後の社会状況により変更となる場合もございます)

一般3,000円、会員・学生2,500円

電話/FAX:03-6666-9491(火曜日休館)

メール:ticket@monten.jp (@は半角に直してください)

・定員に達し次第受付を終了します。

・予約時にご案内する新型コロナウィルス感染症対策へのご協力をお願いします。

 

配信チケット料金◉1500円(税込)

*各プログラムの日曜日午後公演(2月14日、3月7日、3月21日)を生配信します。

配信チケット受付:ZAIKO

【プログラム I】https://monten-live.zaiko.io/_item/335431

【プログラム II】https://monten-live.zaiko.io/_item/335444

【プログラムIII】https://monten-live.zaiko.io/_item/335445

生配信を視聴できない場合でも、公演日を含めて4日間はアーカイブ配信を視聴できます。

 

主催:一般社団法人もんてん

後援:日仏現代音楽協会

協力:ナヤ・コレクティブ

助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、芸術文化振興基金助成事業、公益財団法人朝日新聞文化財団

 http://www.monten.jp/RAF6

2020年10月25日日曜日

11/7 瀬川裕美子ピアノリサイタルvol.8『窓のあるコンポジション』~B’ ノタシオン ⇔ソナタ⇔ バガテル(協会後援情報)

★令和2年度(第75回)文化庁芸術祭参加公演
★第20回佐治敬三賞推薦コンサート
2020年11月7日(土)開演16:00 開場15:30
トッパンホール
チケット:全席自由一般2,500円(当日3,000円) 学生1,500円

プログラム
・ブーレーズ:
12のノタシオン(1945)~no.8&9 
ピアノソナタ第1番(1946)
12のノタシオン~no.6&7    
ピアノソナタ 第2番(1947~48)
・・・
・ベートーヴェン:6つのバガテル 作品126 (1823~24)
・ブーレーズ:ピアノソナタ第3番(1955~57)~トロープ~コンステラシオン—ミロワール

《チケット・問い合わせ》
トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222  www.toppanhall.com/
セガウェイ・プロジェクト 090-1106-3302  segaway-project@nifty.com
www.yumikosegawa.com/

協力:(株)トーンフォレスト http://www.toneforest.jp/
後援:(株)松尾楽器商会 / 日仏現代音楽協会 /日本アルバン・ベルク協会 / 日本パウル・クレー協会/国立音楽大学東京同調会 / 国立音楽大学附属高等学校同窓会

11/7 秋に奏でる世界の民謡(会員演奏会情報)

●日時2020年11月7日(土) 17:30
●場所 鎌倉婦人子供会館
〒248-0006 鎌倉市小町1-11-5 
 ℡ 0467-22-0507

●出演 小林真理 メゾ・ソプラノ   田中恭子 ハープ

●プログラム
ガルシア・ロルカの古いスペインの歌
ベンジャミン・ブリテンのイギリスの民謡
モーリス・ラヴェルの2つのヘブライの歌
伊福部昭 アイヌの歌
モーリスラヴェルの5つのギリシャ民謡

●チケット代 3000円(事前に事務局までお申し込みください)
●事務局 安江優子
お申し込みは  03-3705-4413  (安江) 
E-Mail    yukominchin@gmail.com

2020年7月21日火曜日

フランス6人組結成100周年記念ミニ・コンサート&ライヴ配信(協会共催事業)

フランス音楽の系譜において、ドビュッシー&ラヴェルの世代と、メシアンやジョリベの世代を繋ぐのが、主に両大戦間に活躍したミヨーやオネゲル、プーランクら「フランス6人組」の作曲家たちです。その結成と命名から丁度100年目に当たる今年2020年の8月に、両国門天ホールと日仏現代音楽協会の共催で記念のミニ・コンサートを催し、その模様をライヴ配信致します。プログラムは、前半に6人組が1920年に共同制作したピアノ組曲「6人組のアルバム」と、同じ年に若きオネゲルとミヨーが書いた2作品を演奏し、後半では当時としては珍しい女流作曲家だったタイユフェルや、6人の中で一番の人気作曲家であるプーランクの歌曲やピアノ曲を中心にお届けします。演目に”Pastoral”(牧歌・田園詩)が3曲も含まれる、夏らしい選曲によるひとときをお楽しみ頂ければ幸いです。


出演:中村香織(声楽家・協会会員)、大須賀かおり(ピアニスト・協会会員)、瀬川裕美子(ピアニスト・協会会員)
司会・解説:夏田昌和(作曲家・協会会員)

プログラム
・6人組「6人組のアルバム」(1920)
・オネゲル「夏の牧歌」*ピアノ連弾版(1920)
・ミヨー「ブラジルへの郷愁より第1、第6、第8曲」 (1920)
・オーリック 「ムーラン・ルージュ」(1952)
・タイユフェル「インカの牧歌」(1931)
・プーランク「モンパルナス」(1941)
・プーランク「ハイド・パーク」(1945)
・プーランク「即興曲第7番」(1932)
配信チケット料金:1000円(税込)
配信チケット受付:ZAIKO    https://monten-live.zaiko.io/_item/328262
・チケット購入期限:8月16日(日)15:15(開演後15分まで)
・事前にZAIKOへのアカウント登録が必要です。ZAIKOトップページからログイン画面に進みアカウントを作成してください。
・チケット購入時の応援投げ銭や、ライブ視聴中の投げ銭も可能です。
・支払い方法に応じ手数料がかかる場合があります。
・チケット購入後、ZAIKOより届く確認メールに記載された【配信への直接リンク】よりアクセスしてください。
・あるいは、ZAIKOトップページからログイン後【購入済みチケット】ボタンをクリック、チケットを選択してアクセスすることも可能です。
・配信開始時間(開演時間の15分前)になりましたら上記方法にてアクセスしてください。開演時間より上演映像のライブ配信が始まります(始まらない場合はブラウザの再読み込み機能をお試しください)。
・視聴方法の詳細(配信チケット購入・使用方法):https://zaiko.io/support?cid=40#faq-372


限定入場料金(10人限定・要予約):一般2,500円、学生・門天会員2000円(税込)
限定入場予約:両国門天ホール
電話/FAX:03-6666-9491(電話は平日の13:00〜17:00)
メール:ticket@monten.jp (@は半角に直してください)
・定員に達し次第受付を終了します。
・予約時にご案内する新型コロナウィルス感染症対策へのご協力をお願いします。

問い合わせ:両国門天ホール(上記に同じ)

企画構成:夏田昌和
主催:一般社団法人もんてん
共催:日仏現代音楽協会
映像配信:株式会社わっしょい

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中村香織 Kaori Nakamura
東京音楽大学及び同大学院修了。声楽を野村陽子、芹沢文子の両氏、モーツァルテウム音楽大学(オーストリア・ザルツブルグ)のアカデミーにてグレイス・バンブリー氏に師事。在学中特待生として研鑽を積む。東京音楽大学声楽助手を経て、国際ロータリー財団奨学生として渡仏。フランス国立ストラスブール音楽院修了。小林真理(声楽)フランソワーズ・キュブレ(現代音楽)クリスティーヌ・フォン・シャイデ(身体表現)アルモン・アングステール、ドゥニ・デルクール(室内楽)の各氏に師事。各時代の音楽様式、声楽のバリエーション、多言語の作品を研鑽する機会に恵まれた。MUSICA等の演奏活動、アルザス地方の音楽学校声楽講師を経て帰国。第41回フランス音楽コンクール声楽部門第2位。2012/13年京都フランス音楽アカデミー声楽クラス通訳。山梨英和高校フランス語及び甲斐清和高校音楽科声楽講師。東京工業大学(GSEP融合理工学系国際人材プログラム)にて音楽の探求講義を展開している。日仏現代音楽協会会員。

瀬川裕美子 Yumiko Segawa
1986年東京生まれ。国立音楽大学附属幼稚園から、小、中、高を経て国立音楽大学鍵盤楽器ピアノ専修を首席で、同科ソリストコースを最優秀で卒業。第7回ショパン国際ピアノコンクールIN ASIA大学生部門金賞受賞。2013年より定期的にリサイタルを東京文化会館小ホールやトッパンホールにてバッハからショパン、フランス近現代、邦人委嘱作品まで、コンセプチュアルなプログラムで7回開催。特にvol.5からは画家パウル・クレーの作品、造形思考を下地に音楽思考と結びつけながらどう生の音響空間を共有できるのか実験的な試みをしている。今秋はBoulezピアノソナタ全曲リサイタルのCD発売と共にリサイタルを予定している。これまでにCD4枚をリリースし、「レコード芸術」誌 準特選盤をはじめ、日経新聞電子版、「MUSIC BIRD」等、多数のメディアで紹介される。東京フィル三浦章宏氏をはじめ、弦や管楽器のリサイタルで共演。故礒山雅氏と《ゴルトベルク変奏曲》レクチャーコンサート他、音楽と他分野の芸術と連関させた独自のレクチャーも展開。 静岡音楽館AOI「ピアニストのためのアンサンブル講座」受講生として野平一郎氏に師事。日仏現代音楽協会会員。日本アルバン・ベルク協会会員。http://www.yumikosegawa.com/

大須賀かおり Kaori Ohsuga
桐朋学園大学音楽演奏学科卒業、同大学アンサンブルディプロマコース修了。第9回日本室内楽コンクール第2位。2001年にデュオ「ROSCO」を甲斐史子(Vn)と結成、第5回現代音楽演奏コンクール競楽V優勝、第12回朝日現代音楽賞、2003年度青山バロックザール賞受賞。ソロリサイタルやオーケストラとの共演、内外の国際音楽祭への出演を重ねる傍ら、mmm… 、KOHAKU(ORIGAMI)、リレーション’70といったグループの一員としても意欲的な活動を展開してきた。多くの作曲家の作品初演やCD録音に携わり、これまでの初演数は300曲を超える。ジパングレーベルより4枚のアルバムと楽譜集をリリース。日仏現代音楽協会、日本・フィンランド新音楽協会会員。桐朋学園芸術短期大学、東京成徳短期大学、弥栄高校芸術科非常勤講師。http://kaoriohsuga.com/

夏田昌和 Masakazu Natsuda
1968年東京生まれ。東京芸術大学大学院修了後、渡仏。パリ国立高等音楽院にて作曲と指揮を学び、審査員全員一致の首席一等賞を得て同院作曲科を卒業。作曲を野田暉行、永冨正之、近藤譲、Gérard Grisey、指揮を秋山和慶、Jean-Sébastien Béreau、伴奏法をHenriette Puig=Rogetの各氏に師事。芥川作曲賞や出光音楽賞をはじめとする受賞や入賞、入選多数。フランス文化省やサントリー音楽財団、アンサンブル・アンテルコンタンポランを始めとする数多くの公的機関や演奏団体、ソリストより委嘱を受けて書かれた作品は、世界各地の様々な音楽祭や演奏会にて紹介されている。指揮者としては邦人作品の初演や海外現代作品の紹介に数多く携わり、グリゼイの《Vortex Temporum》や《境界を越えるための4つの歌》の日本初演も指揮した。指揮者の阿部加奈子と共に日仏現代音楽協会を設立して初代事務局長を務め、その後も同協会を通じて様々な教育プログラムや演奏会・シンポジウム等の企画・運営に携わっている。2013年に東京オペラシティ・リサイタルホールにて大規模な室内楽個展が開催された他、ジパング・プロダクツよりCD「先史時代の歌〜夏田昌和作品集」をリリース。