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2013年2月20日水曜日

指揮法講座について


1回日仏指揮法講座 (2013426日~28)

日仏指揮法講座では、フランスにおける伝統的な音楽家教育の理念である
"musicien complet" (完全なる音楽家)の育成を理想として掲げつつ、指揮法の実際を学びたい方や、指揮者に必要とされる諸技術や音楽読解能力を深めたい方のために、オーケストラ作品の指揮法実技(ピアノ連弾による演奏となります)、スコア・リーディング、楽曲分析の3つの科目をセットにした内容を用意致しました。この分野の初心者から指揮法を専門的に学んでいらっしゃる方、既に指揮活動を始めている方まで、幅広いレヴェルの受講者と聴講希望者を募集します。


講師

阿部加奈子(指揮者・ピアニスト)
プロフィール及び写真
夏田昌和(作曲家・指揮者)

伴奏ピアニスト

石井佑輔 
プロフィール
安田結衣子
プロフィール


対象

受講生(定員最大10)
- 指揮法を既に学んでいらっしゃる方
- 音楽大学などで音楽の専門教育を受け、基礎的な音楽に関する知識は身につけているが、指揮法の勉強は未経験の方
- アンサンブルや合唱、吹奏楽、オーケストラなどを対象にした指揮活動をされている方、またそうした活動を今後目指される方
-フランス式の指揮者教育を体験したい方や、将来的にこの分野で留学を考慮されている方

聴講生
事前にお申し込みいただければ専門的な知識の有る無しにかかわらずどなたでも聴講可能です。各日共、講習の妨げとならない範囲で会場への出入りも基本的に自由です。ただし今回会場が手狭なこともあり、受講生多数の場合はお断りさせていただく場合がございます。


講習内容

1. 指揮法実技
ピアノ連弾による演奏を実際に指揮していただきます。以下の課題曲リストの中から、任意の楽曲もしくは楽章を1~3(楽章)程度お選び下さい。お一人当たりの持ち時間は受講生の人数や受講生各自の習熟度、選択楽曲によって異なりますが、概ね60分~90分程度を目安とお考え下さい。(選択楽曲は遅くとも開催日時2週間前までには事務局までお知らせください。)

(課題曲リスト)
モーツァルト「交響曲第41"ジュピター"
ベートーヴェン「交響曲第7番」
ブラームス「交響曲第3番」
ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」
ラヴェル「マ・メール・ロワ」(組曲版)
ストラヴィンスキー 「春の祭典」より「選ばれた生贄への賛美(104~)」と「生贄の踊り(142~)

2. スコア・リーディング
基本的にご自分が選ばれた課題曲の一部分をピアノで演奏していただきます。スコア全体の演奏が困難な場合、任意のパートやセクションのみを弾くのでも構いません。(演奏箇所の選択に迷われた場合や、ピアノ演奏を著しく不得手とされる場合は、事務局まで事前にご相談ください。)

3. 楽曲分析
課題曲の中から今回はモーツァルト「交響曲41 "ジュピター" 終楽章」、ラヴェル「マ・メール・ロワ」(抜粋)、ブラームス「交響曲第3番 第1楽章」を講師の夏田昌和が分析します。作曲学的な分析方法に加え、指揮という演奏行為に即した視点からも楽曲を捉えていくことを目指します。スコアは各自ご用意ください。


日程・会場

- 426() リブロ音楽スタジオ(新宿駅南口徒歩15分・代々木駅徒歩13分・小田急参宮橋駅徒歩7)                     
13:00-17:00 スコア・リーディング実技レッスン
17:00-21:00 楽曲分析講義

- 427() リブロホール (会場が変更になりました)
10:00-15:00 指揮法実技レッスン

- 428() 渋谷区文化総合センター大和田 練習室3 (渋谷駅徒歩5)
9:00-12:00  指揮法実技レッスン

(26日午後枠にいらっしゃれない受講生の場合、27日もしくは28日に指揮法実技と一緒にスコア・リーディングを受講することも受講人数等によっては可能となる場合があります。事前に事務局までお問い合わせください。)


参加費用

受講生
28,000 (日程や受講内容において部分参加をご希望の場合、別途お問い合わせください。)

聴講生 (要事前予約・26日は定員に達しましたので4月19日をもって締め切らせていただきます。27日と28日につきましてはまだまだ人数に余裕がございますので、当日参加も若干数は可能かと思われます。)
426 : 3,000
427日・28 : 各日2000 (2日連続 : 3,000)


お申し込み・お問い合わせ

日仏現代音楽協会事務局
03-5389-0317(fax)

受講生としてお申し込みの際には、
-お名前
-ご連絡先(メールアドレス及びお電話番号)
の他に
-音楽学習歴もしくは音楽活動歴 (簡潔なもので結構です。)
-指揮法を学んだ経験の有無 (経験有りの場合にはその内容や時期について。)
をご併記下さい。


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