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2016年4月17日日曜日

小林真理先生 今後の活動およびマスタークラス受講生締切のお知らせ

5月16日(月)に予定されている本協会名誉会員でストラスブール音楽院教授の小林真理先生によるマスタークラスは、受講生が定員に達したため募集を締切らせていただきました。たくさんのご応募、誠にありがとうございます。なお、聴講生については引き続き募集しておりますので、興味がおありの方はぜひ奮ってご参加ください。

第6回小林真理声楽マスタークラス
2016年5月16日(月)13時〜20時
会場:墨田区内の練習室
※お申込時にご案内させていただきます

対象
受講生  ※受講生は定員に達したため、募集を締め切りました。
- 声楽を専門的に学ばれている方
- フランス歌曲やフランス語オペラを学ばれたい方
- 声楽分野でフランスへの留学を希望されている方
- フランスにおける声楽教育を体験されたい方
- 声楽の初心者やアマチュアで学ばれている方
聴講生
-専門的な知識の有無にかかわらず、興味のある方はどなたでもご見学可能です。メールにて事務局までお申し込みください。
-レッスンの妨げにならない範囲での入退場は自由です(お問い合わせいただいた方には、当日のタイムテーブルをお送りいたします)。

参加費
-受講料 : 22,000円(複数枠をお申し込みの場合、2枠目からは各18,000円)
※受講生は定員に達したため、募集を締め切りました。
-聴講料 : 2,000円

お申し込み・お問い合わせ
日仏現代音楽協会事務局
tokko.chene@gmail.com


・小林先生は、今回の5月の帰国に合わせて東京でのコンサート出演も予定されています。東京藝術大学で行われるサティ三昧の一日、こちらもぜひ足をお運びくださいませ。

藝大プロジェクト2016「サティとその時代」~ソクラテスのホール
2016年5月15日(日)16:00開演(15:30開場
会場:東京藝術大学奏楽堂
入場無料

プログラム:
◇サティ《3 つの小さなピエスモンテ》 Trois Petites Pièces Montées
◇ジョン・ケージ《チープ・イミテーション Ⅰ》 Cheap Imitation Ⅰ
      ピアノ:梨本卓幹
◇サティ 交響的ドラマ《ソクラテス》 Symphonic Drama “Socrate”
      アルキビアデス : 小林真理(メゾソプラノ・協会名誉会員)/
         ソクラテス:工藤あかね(ソプラノ)/パイドロス : 薬師寺典子(ソプラノ)/
         パイドン:野々下由香里(ソプラノ)
      舞踊振付 : 市瀬陽子
      指揮 : 矢崎彦太郎/藝大学生有志オーケストラ

詳細情報:http://www.geidai.ac.jp/container/sogakudo/42470.html

お問い合わせ:東京藝術大学演奏藝術センター  TEL:050-5525-2300




・小林真理先生が講師をされるフランスでの夏期講習会です。興味のおありの方はホームページをご覧いただき、下記メールアドレスよりお問い合わせください。

【ナンシー夏期国際音楽講習会】
●日程  2016年 7/28~8/7
●HP  www.academiesdugrandnancy.com/

【コルシカ島音楽祭での スタージュ】
●日程 2016年 8/17~8/22
●HP  www.musical-calenzana.com/programmation-2016/

講習会についてのお問い合わせ:tokko.chene@gmail.com



講師プロフィール 
小林真理

鎌倉市生まれ。3歳よりピアノを始め、10歳より中村浩子女史に師事し声楽を学ぶ。

1979年東京芸術大学音楽学部声楽科を卒業、同大学院修士課程に進み、1981年文化放送音楽賞受賞、第1回日仏声楽コンクールに入選、フランス音楽をより深く学ぶために留学を決意し、1982年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に入学、レジーヌ・クレスパン女史に師事、1987年同音学院のオペラ科を終了、1989年にはウィリアム・クリスティ氏の指導する同音学院の古典声楽科のクラスを1等賞を得て終了する。パリ国立高等音楽院に在籍中の1983年頃より数々の国際声楽コンクールにて受賞(1984年パリのフランス歌曲国際コンクールでフォーレ賞、1988年クレルモン・フェランのオラトリオ・リート国際コンクールではリタ・シュトライヒ・記念大賞)この頃よりバロックから現代音楽に至る幅広い演奏活動を始める。
1993年には その後進学した東京芸術大学博士課程において博士論文『オリヴィエ・メシアンの歌曲研究ーハラウイを中心にー』を書き、博士号を収得する。
コンサート活動においては ピエール・ブーレーズの指揮でシヤトレ劇場でハリソン・バートウィッスルの〔メリヂアン〕のフランス初演、フランス国立管弦楽団、フィルハーモニック・オーケストラと共演、オランダのコンセルトゲボー・ホールにてシェーンベルクの〔4つのオーケストラ歌曲作品22〕、佐渡裕指揮でオーケストラ・ラムルーとマーラーの交響曲第2番、現代音楽作曲家の初演は数多く、アンサンブル・アンテルコンタンポランと数度共演、ロストロポーヴィッチの指揮で小林真理のために書かれたピヨートル・モスの〔スターバート・マーテル〕、最近ではフィリップ・ルルーの新作をロレーヌ国立管弦楽団とフランスとドイツで初演、ヨーロッパのみでなく、アメリカ、東欧、オーストラリアにてもソリストとして活躍している。オペラの分野では ジェフリー・テート指揮によるベルクの〔ルル〕の女流工芸家役、プッチーニの〔蝶々夫人〕のスズキ役、モーツァルトの〔コシ・ファン・トゥッテ〕のドラベラ役、ヴィヴァルディの世界初演〔真実の証〕のルステーナ役などを演じている。
CD録音も多数に及び、モーツァルトの〔レクイエム〕、〔マニュエル・ロ-ゼンタール歌曲集〕、〔20世紀の作曲家の編曲による世界の民謡〕などがあり、最近では、フランスを代表するサクソフォン奏者、クロード・ドラングルとの〔japanese love songs〕、メシアンの〔ハラウィ〕などがある。
1999年にフランス国家教授資格を得て現在ストラスブール地方音楽院で声楽の専任教授を勤め、ニースのアカデミー他、各国でマスタークラスを行い、後進の指導にも情熱をそそいでいる。
倉敷の大原美術館のギャラリーコンサートに計3度出演した他、2013年にはフランスの各地でオーケストラとワーグナーの「ヴェーゼンドンクの歌曲」を数回歌い、同年10月25日には東京シティフィルとプーランクのオペラ「カルメル派修道女の対話」〔演奏会形式〕の修道院長の役を歌って好評を博した。
(当協会のホームページで小林真理さんへのインタビューを掲載しております。あわせてご覧下さいませ)


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