1928年にフランスで誕生したオンド・マルトノは、その温かみのある独特の音色と豊かな表現力によって、オリヴィエ・メシアンからジョニー・グリーンウッドまで、多くの音楽家に愛されてきた電子楽器です。本公演では、世界的オンド・マルトノ奏者である原田節さんをソリストに迎えて、3つの新作をふくむ「現在形」のオンド・マルトノ音楽をお届けします。
ピアノと電子音響という異なるパートナーとの共演によって現れる、オンド・マルトノの多様な魅力をどうぞお楽しみください。
2026年3月27日(金) 19:00開演(18:30開場)
トーキョーコンサーツ・ラボ(東西線「早稲田」駅下車徒歩6分)
プログラム:
佐原 洸《連歌 Ⅵ》(世界初演) **
キム ヨハン《...to an Open Space...》*
深澤 倫子《カゲロウと蝶》(世界初演) *
伊藤 美由紀 新作 (世界初演) *
ジル・ゴベイユ《Voix blanche》**
今堀 拓也《La lune pâlie de l’aurore》**
原田 節《金の毒》* **
出演:
原田 節 オンド・マルトノ
安田 結衣子 ピアノ*
佐原 洸 電子音響デザイン**
チケット:一般 3500円 学生 2000円 ※当日は各500円増
ご予約:https://teket.jp/7613/64083
お問い合わせ:nichifutsugenon@yahoo.co.jp
主催:日仏現代音楽協会
・プロフィール・
原田 節 Takashi Harada オンド・マルトノ
三歳よりヴァイオリン、七歳よりピアノを始める。学生時代に強烈な自己表現能力に優れたオンド・マルトノと出会い、慶應義塾大学経済学部を卒業後渡仏、パリ大学を経て、パリ国立高等音楽院(コンセルヴァトワール)オンド・マルトノ科を首席で卒業。ピアノを遠山慶子、オンド・マルトノをジャンヌ・ロリオ女史に師事。在学中より作曲家武満徹氏の知己を得て、作曲と演奏の双方からアプローチする新しい音楽の創造に傾倒し、自作曲を含む世界中からの新曲を300以上初演しており、また映画、CM、テレビドラマ、バレエ音楽のレコーディング等、多方面において目覚ましい活動を続けている。オンド・マルトノ独奏者(オンディスト)として、オリヴィエ・メシアン作曲の「トゥランガリーラ交響曲」など、20ヵ国350回を超える世界の主要オーケストラにソリストとして、サー・ラトル、サロネン、デュトワ、プレヴィン、インバル、メッツバッハ、といったマエストロ達との共演で定例化している。リッカルド・シャイー指揮オランダ王立コンセルトヘボー管と英デッカ社に録音した同曲のCDはベストセラーを続け、同社のベストクラシックス・エクセレント50に戦後の作品としては初めてラインアップされディアパゾン・ドール賞を受賞、オンディストとして世界的に名声を得ている。2000年2月には井上道義指揮名古屋フィルと自作のコンチェルト曲[薄暮、光たゆたふ時]の初演、また同年4~5月にかけて小澤征爾指揮ボストン響とのニューヨーク・カーネギーホール、パリ・シャンゼリゼ劇場を含む欧米ツアー、6月にはオンド・マルトノと弦楽合奏のための[オリーブの雨]を初演。2002年3月サンフランシスコで行われた現代音楽祭Other Minds Festivalに日本の最も先進的な作曲家として招聘され、自作曲を含むリサイタルを開催。同年5月日本音楽集団委嘱による邦楽器とオンド・マルトノのための新作[恍惚のスケッチ]を作曲初演、また芙二三枝子舞踊団のための現代舞踊[福音]を作曲初演。今後も上海、ソウル、インチョン、テジョン(韓国)、リヨン、ロンドン、ボストン、シカゴ、ライプツィヒ(ゲヴァントハウス)など招聘が相次いでいる。グローバル音楽奨励賞、出光音楽賞、飛騨古川音楽大賞奨励賞、横浜文化奨励賞、ミュージック・ペンクラブ賞など受賞も多数。Instagram:@takashiharadaondesmartenot
安田 結衣子 Yuiko Yasuda ピアノ
京都市立音楽(現京都市立京都堀川音楽)高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学卒業時にアカンサス音楽賞受賞。パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に審査員の満場一致で入学、同音楽院を最優秀の成績で卒業。Klangspuren Schwaz 音楽祭にインターナショナルアンサンブルモデルンアカデミー生として参加。第10回現代音楽演奏コンクール〈競楽X〉入選。現代音楽セミナー「秋吉台の夏」ピアニスト兼講師。作曲家としても委嘱作品多数。現在はピアニスト・作曲家として活動する傍ら、東京藝術大学音楽学部、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学ジュニア・アカデミー、東京音楽大学などにて後進の指導にもあたっている。
佐原 洸 Ko Sahara 作曲・電子音響デザイン
作品は有機的で流動的、繊細な音響を特徴とする。東京音楽大学、東京藝術大学大学院、パリ国立高等音楽院(CNSMDP)作曲専攻をそれぞれ卒業、修了。フランス国立音響音楽研究所(IRCAM)作曲研究員。作品はEnsemble Intercontemporain、アール・レスピランなどによってアジア、ヨーロッパ各国で演奏される。仏BabelScoresより作品の一部が出版されている。器楽と電子音響のために書かれた作品における電子音響パートの演奏を在仏時に開始。これまでに約120の器楽と電子音響のための作品の演奏に携わる。SPAC-E、kasane、Metamor、プラットフォーム各メンバー。洗足学園音楽大学、ヤマハマスタークラス各講師。https://kosahara.com



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