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2023年9月3日日曜日

9/23 身体とサウンドスケープ(後援演奏会情報)


古くから音楽は“演奏”される時間芸術であり、その“演奏”には“身体性”が宿っていました。しかし、19世紀に録音技術が開発され、徐々に“身体性”のない音楽、つまり音だけの音楽がこの世に溢れるようになりました。身体の動きを音楽の重要な一部として取り戻すことを目指す“音楽の身体性”をテーマに、現代クラシック音楽の響きと、その豊かな表現力を探求するため、仏リヨンからサクソフォン奏者の阪越由衣と米ニューヨークからムーヴメントアーティストの濱田寿法の両氏を招待し、上川町で特別な演奏会を開催します。
この1時間半からなるプログラムでは、上川町在住の清水チャートリーの音楽作品を始め、フランスやアメリカなどを拠点に活動する作曲家の最新作品を披露しま す。

2023年9月23日(土)14:00開場/14:30開演 
入場無料、予約不要


プログラム
《Aphasia》 マーク・アップルバウム
《四季と雲海》清水チャートリー
《Virtual Rhizome》Vincent-Raphael Carinola
《Fat Samurai》清水チャートリー
《ねんねこパンツ》清水チャートリー
 
出演
阪越由衣(サクソフォン・ムーヴメントアート) 
サクソフォニスト、パフォーマー。1989年生まれ、大阪府出身。
2012年よりフランス在住。大阪音楽大学サクソフォン科を首席で卒業。オルネースボア音楽院、ストラスブール高等音楽学校を経て、2022年リヨン国立音楽院第三課程Artist Diploma現代音楽創作科を初の日本人として修了。
在学中にFestival Détours de Babel« Les Chantiers »に選出され、 現代社会におけるアイディンティーの有り方を問う自身初の創作音楽劇作品 « Au milieu de » (英訳:The In-Between) を同音楽祭にて初演。KOBE Re: Public Art Project 2022レジデント・アーティスト。2019年カールハインツ・シュトックハウゼン財団より演奏賞を受賞。Société Générale財団、並びに ADAMI財団奨学生。即興演奏や身体表現を取り入れた現代音楽、実験的な舞台作品創作に数多く関わり、2019年より現代サーカスショー « De A à Zèbre » に出演。Ensemble ORBISサクソフォニスト、Collectif LiSiLOGアーティスト。https://www.yuisakagoshi.com

濱田寿法(コンテンポラリー・ダンサー) 
歌舞伎俳優・中村時悦(萬屋)として歌舞伎座国立劇場等に出演(1981-1983)。 能楽師・渡邉じゅん之助に師事 (1984-現在迄)。 宝生流のサンフランシスコ公演 (1995)とブラジル公演(2000)に出演。 ニューヨークのモダンダンス、マーサグラハムスクール留学、1986-1990 その後ダンサー及び俳優として現時点迄NY在住、様々なアーティストとコラボパフォーマンスを行う。

清水チャートリー(企画・作曲)
作曲家、サウンドアーティスト。1990年大阪生まれ。
国立音楽大学を首席で卒業と同時に有馬賞を受賞。米コロンビア大学修士課程を同大学院奨学生として、独ドレスデン音楽大学修士課程をシーメンス奨学生として修了。 空間やコレオグラフィーを伴う、過剰な持続と反復を用いた作風を持つ現代音楽作品を作曲。CROSSROADS International Composition Festival(オーストリア)、21C Music Festival(カナダ)、ISCM 《世界音楽の日々》(ニュージーランド)、 Lange Nacht der Wissenschaften(ドイツ)、Hearing China(中国)、nief norf Summer Festival(アメリカ)、Thailand International Composition Festival(タイ)、 Festival POTE(フランス)、International Review of Composers(セルビア)、St. Petersburg International New Music Festival(ロシア)などの音楽祭などで作品が演奏・展示されている。https://www.chatorishimizu.com
        

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