*9月4日に行われる松宮圭太氏による楽曲分析講座は、ご予約いただいた人数が定員に達しましたので、聴講の募集を終了させていただきました。たくさんのお申込み・お問い合わせをいただき、誠に有り難うございました。
第一線で活躍する講師による、日仏現代音楽協会の楽曲分析講座。第三回の講師を務めていただくのは、フランス在住の作曲家、松宮圭太さんです。松宮さんはパリ国立高等音楽院の第二高等課程作曲専攻を修了して作曲と楽曲分析のプリを取得されるとともに、IRCAM(フランス国立音響音楽研究所)の作曲研究課程も修了されました。この9月からは、フランス学士院および芸術アカデミーの指名により、マドリードのカサ・ド・ヴェラスケスに滞在される予定です。
第一線で活躍する講師による、日仏現代音楽協会の楽曲分析講座。第三回の講師を務めていただくのは、フランス在住の作曲家、松宮圭太さんです。松宮さんはパリ国立高等音楽院の第二高等課程作曲専攻を修了して作曲と楽曲分析のプリを取得されるとともに、IRCAM(フランス国立音響音楽研究所)の作曲研究課程も修了されました。この9月からは、フランス学士院および芸術アカデミーの指名により、マドリードのカサ・ド・ヴェラスケスに滞在される予定です。
松宮圭太:
京都市出身の作曲家。愛知県立芸術大学卒業後、東京芸術大学大学院にて古川聖、夏田昌和に作曲を学び、ロームミュージックファンデーション奨学生として渡仏。パリ国立高等音楽院第一高等課程作曲科および第二高等課程作曲専攻修了、作曲と楽曲分析のプリを取得し、IRCAM作曲研究課程を修了。フランス学士院および芸術アカデミーの指名により、2016年9月より在マドリード・フランス・アカデミー会員としてカサ・ド・ヴェラスケスに滞在。
フルートとハープのための「放射線状に割れた硝子」で2010年度武生作曲賞を受賞し、室内オーケストラと電子音響のための「ソリトン」で2015年度デステロス作曲コンクール(ブエノスアイレス)佳作を受賞。クラングシュプーレン音楽祭(シュヴァーツ)から委嘱を受けアンサンブルTIMFに作品が初演される他、ミクスチュール音楽祭(バルセロナ)、アルス・ムジカ(ブリュッセル)、サントル・アカント(メッス)、ブルターニュ国際サクソフォンアカデミー、統営国際音楽祭(トンヨン)、武生国際音楽祭、トーキョーワンダーサイトなどで作品が取り上げられる。2015年、舞踏集団大駱駝艦の委嘱により舞台音楽を制作。アンサンブル・ルガール創設者の一人としてパリを中心に活動、制作を続ける。日仏現代音楽協会会員。
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今回の講座では、松宮さんが長く関心を寄せてきた作曲家であり、現代音楽の大きな潮流のひとつであるスペクトル楽派の中心的人物、トリスタン・ミュライユの作品を取り上げてその書法を明らかにするほか、「鐘」というキーワードのもとにフランス音楽における音の表象の系譜をさぐる、興味深い試みをご紹介いただきます。
更に後半では、松宮さんご自身の作品について、IRCAMなどでの体験を交えながらお話しいただくほか、松宮さんが創設から携わっている音楽団体で、近年パリを中心に目覚ましい活動を展開するアンサンブル・ルガールについてもご紹介いただきます。
ローマのメディチ荘と並び称される、マドリードのカサ・ド・ヴェラスケスへの滞在が認められた、若き俊英による分析講座&コンフェランス。現代音楽の重要な語法であるスペクトル音楽や、パリを中心としたヨーロッパ音楽界の最新事情にふれる、絶好の機会です。皆様ぜひ足をお運び下さいませ。
更に後半では、松宮さんご自身の作品について、IRCAMなどでの体験を交えながらお話しいただくほか、松宮さんが創設から携わっている音楽団体で、近年パリを中心に目覚ましい活動を展開するアンサンブル・ルガールについてもご紹介いただきます。
ローマのメディチ荘と並び称される、マドリードのカサ・ド・ヴェラスケスへの滞在が認められた、若き俊英による分析講座&コンフェランス。現代音楽の重要な語法であるスペクトル音楽や、パリを中心としたヨーロッパ音楽界の最新事情にふれる、絶好の機会です。皆様ぜひ足をお運び下さいませ。
日時
9月4日(日) 17:00 ~ 20:00
会場:STUDIO1619 グリーンStuido (西武有楽町線「新桜台」徒歩1分)
内容(予定)
第1部:楽曲分析
・バロックから現代に至る鍵盤音楽をピックアップし、フランス音楽の鍵盤書法に見られる「鐘の音」の表象について考察する。
・トリスタン・ミュライユの作品、オーケストラと電子音響のための『時の流れを和らげるために Pour adoucir le cours du temps』における音楽書法と、コンピュータ支援による作曲について述べる。
・バロックから現代に至る鍵盤音楽をピックアップし、フランス音楽の鍵盤書法に見られる「鐘の音」の表象について考察する。
・トリスタン・ミュライユの作品、オーケストラと電子音響のための『時の流れを和らげるために Pour adoucir le cours du temps』における音楽書法と、コンピュータ支援による作曲について述べる。
第2部 : 自曲解説&コンフェランス
近年の自作品について、IRCAMでの研修体験や、アンサンブル・ルガールでの活動を交えて紹介する。
参加費
聴講料:¥ 2,000(要予約・定員約30名)*定員に達したため、受付を終了いたしました。
専門的な知識の有無に関わらず、興味のある方はどなたでも聴講可能です。
お申し込み・お問い合わせ
日仏現代音楽協会事務局
☎ 080-2257-7595 / メール:nichifutsugenon@yahoo.co.jp
協会サイト: http://afjmc.org