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2014年12月3日水曜日

会員の演奏会・講座情報(2014年12月)

東京シンフォニエッタ第36回定期演奏会
私たちの新たな哲学
日時: 2014年12月11日(木)19:00開演
会場: サントリーホールブルーローズ(東京メトロ「溜池山王」駅ほか下車)

チケット: 一般4,000円/学生2,000円(全席自由)

プログラム:
バンジャマ ン・アタイール(作曲・会員): オーボエ協奏曲(2014/委嘱・世界初演)
権代 敦彦: 沈黙のための七つのコラール変奏曲(1995)
ユーイ・ラウケンス: ファースト・ムーヴメントとエピローグ(2009)
一柳 慧: 交響曲第8番ーレヴェレーション2011(2011) 


指揮: 板倉 康明
演奏: 東京シンフォニエッタ

お問合せ: 東京コンサーツ 
03-3226-9755(月~金10:00~18:00)
http://tokyo-concerts.co.jp(HP にて予約、セブン・イレブンにて支払・受取ができます。) 


観O光 ART EXPO 2014 鎌倉展 協力企画

建長寺方丈 晩秋の調べ〜小林真理と室内楽
日時: 2014年12月12日(金)18:30開演
会場: 建長寺方丈(JR横須賀線「北鎌倉」駅下車徒歩20分)
チケット:3,500円(建長寺の拝観料300円含む)

プログラム:
夏田昌和(作曲・会員)メゾソプラノとマリンバのための「落葉松」(北原白秋・詩 / 世界初演)
安江優子 : 源氏物語より柏木の歌による「六想」
ラヴェル:5つのギリシャ民謡  

出演:
小林真理 (メゾソプラノ・名誉会員)、飯田智子 (マリンバ)、三田浩則(マリンバ)

詳細情報: http //www.kenchoji.com

ご予約・お問い合わせ:
安江優子  03 3705 4413 kenchoujiconcert2014@gmail.com
後援:日仏現代音楽協会




竹澤 健 ヴァイオリン・リサイタル 
〜恩師デヴィ・エルリーに捧ぐ〜
2014年12月13日(土)14:00開演(13:30開場)
JTアートホール アフィニス(銀座線「虎ノ門」駅、南北線「溜池山王」駅、丸ノ内線ほか「霞ヶ関」駅下車)
チケット:一般 ¥4,000(全席自由)


プログラム:
ジョリヴェ:無伴奏ヴァイオリンの為の「狂詩的組曲」
エルリー:無伴奏ヴァイオリンの為の「羽衣」 [本邦初演]
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏の為の「コンセール」


出演:
竹澤 健(ヴァイオリン・会員)森 裕子(ピアノ)奥田雅代(ヴァイオリン)遠藤香奈子(ヴァイオリン)
大野かおる(ヴィオラ)森山涼介(チェロ)


ご予約・お問い合わせ:
タカギクラヴィア株式会社 ☎ 03-3770-9611


詳細情報 :
http://takagiklavier.com/index.php?mode=res_view&no=170


後援:日仏現代音楽協会




Au-delà du langage - コトバノムコウ

Samedi 13 décembre 2014 à 20h30   Auditorium du Conservatoire de Montreuil13 avenue de la Résistance - 93100 Montreuil (M°9 Croix de Chavaux) -
Entrée libre




Programme
Giacinto Scelsi / Extraits des Hô (1960) Cinq mélodies pour Soprano solo et 
Taiagarù (1962) Cinq évocations pour Soprano solo
Gilbert Amy / «...d'un désastre obscur» (1971) pour voix de mezzo soprano et clarinette en La
Yoshio Hachimura / Méditation Higan-Bana pour piano (1969)
Akira Miyoshi / Mélodies “Pièces lyriques” (1976)
Hikaru Hayashi / Play 3 (1977) for sop. / cl. (La) / P.f.
Mari Kamimoto(Compositrice, membre de l'AFJMC) / Photographie, extrait de Gravure (2013) pour soprano, clarinettes et piano

avec
Maki OTA / soprano
Ayumi MORI / clarinette, membre de l'AFJMC
Fuminori TANADA / piano

réservation conseillée au 01 48 70 60 04
http://www.conservatoire-montreuil.fr/outils/tout-lagenda/agenda-detaille/article/au-dela-du-langage/retour/1454/calendarYear/2014/calendarMonth/12/

et plus d’information sur Facebook
https://www.facebook.com/events/793682060697750/?ref_dashboard_filter=hosting



第82回 コンセール・C
マニュエル・ローゼンタールの夕べ〜生誕110年記念
2014年12月22日(月)18:30開演(18:00開場)
神奈川県民ホール小ホール(JR根岸線・市営地下鉄「関内」駅徒歩15分)
チケット:¥3,000(全自由席)

プログラム:
6つの植民地の歌 他


出演:
小林真理(メゾソプラノ・名誉会員)、棚田文紀(ピアノ) 他

ご予約・お問い合わせ:
土屋雅子 tsmasako@mx6.ttcn.ne.jp




日仏現代音楽協会主催
クロード・ルドゥ楽曲分析講座&コンフェランス
日時:12月23日(火)17:00〜20:00
会場:STUIDO1619 グリーンStudio(西武有楽町線「新桜台」駅下車徒歩2分)
聴講料:¥2,000(要予約、当日¥2,500)

講師:クロード・ルドゥ(作曲家、パリ国立高等音楽院教授)

内容(予定、すべて通訳付き)
第1部:楽曲分析
ティエリー・エスケシュ「太陽の舟」、ファウスト・ロミテッリ「プロフェッサー・バッド・トリップ」の2曲を取り上げ、それぞれの構造や書法の特徴などを明らかにすることで、21世紀現代音楽の動向を読み解く。
第2部 : 自曲解説&コンフェランス
ヨーロッパのみならず、東洋の音楽などにもふかい関心を寄せるルドゥ氏の幅広い創作について講演を行う。また、パリ国立高等音楽院のアナリーゼ科での取組みについても紹介し、楽曲分析の考え方を概説する。


詳細情報:
http://francojaponaise.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html

ご予約・お問い合わせ:
日仏現代音楽協会事務局
nichifutsugenon@yahoo.co.jp
080 2257 7595




〜グルック生誕300周年記念公演〜
オルフェオとエウリディーチェ
日時:2014年12月26日(金)第1回:15:00開演 第2回:19:00開演
会場:杉並公会堂小ホール(JR中央線「荻窪」駅下車)
チケット:一般4,000円/学生2,500円

プログラム:
グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』抜粋
委嘱作品:夏田昌和 (作曲・会員)、オレリアン・デュモン、山根明季子 (作曲・会員)、クロード・ルドゥ、坂東祐大

演奏:
アンサンブル室町(31名)上杉清仁、久保法之、村松稔之(カウンターテナー)
振付・ダンス:アレッシオ・シルヴェストリン(Alessio Silvestrin)
日本舞踊:花柳美輝風  

芸術監督:ローラン・テシュネ (クラヴサン奏者・会員)  

ご予約・お問い合わせ:
アンサンブル室町事務局 office@ensemblemuromachi.or.jp
東京コンサーツ Tel 03-3226-9755  http://www.tokyo-concerts.co.jp


助成:芸術文化振興基金/アサヒグループ芸術文化財団/朝日新聞文化財団
後援:ドイツ大使館/ベルギー大使館/イタリア大使館/フランス大使館/日仏現代音楽協会







2014年11月27日木曜日

第2回楽曲分析講座&コンフェランス開催のお知らせ

23日に行われるクロード・ルドゥ氏による楽曲分析講座は、ご予約いただいた人数が定員に達しましたので、聴講の募集を終了させていただきました。
たくさんのお申込み・お問い合わせをいただき、誠に有り難うございました。

昨年10月に行われ好評を博した、第一線で活躍する講師による日仏現代音楽協会の楽曲分析講座。今年も12月に開催が決定いたしました。今回講師を務めていただくのは、パリ国立高等音楽院のアナリーゼ(楽曲分析)科教授、クロード・ルドゥ氏です。ルドゥ氏はベルギーの出身、リゲティ、クセナキスなどのもとで学び、リール、パリ、ローザンヌなど数多くの国際コンクールに受賞している作曲家であり、パリ国立高等音楽院アナリーゼ科の教授としても、その精緻で明晰な分析により生徒達から絶大な支持を集めています。世界各地でアナリーゼのマスタークラスを行っているほか、ベルギー王立アカデミー会員やブリュッセルの現代音楽祭 ARS MUSICAのディレクターも務めるなど、多方面で活躍されている方です。



そんなルドゥ氏を迎えての今回の講座では、フランスの作曲家、ティエリー・エスケシュのオルガン付きオーケストラのための作品「太陽の舟 La Barque Solaire」と、パリを中心に活躍し、41歳の若さで夭折したイタリアの作曲家、ファウスト・ロミテッリの代表作「プロフェッサー・バッド・トリップ Professor Bad Trip」の2作品を取り上げます。フランクやメシアンといった、フランスの伝統に連なる現代のオルガニスト作曲家エスケシュと、スペクトル音楽の語法を拡張し、独自の世界を作りあげたロミテッリ。「プロフェッサー・バッド・トリップ」は、今年4月にTokyo Ensemnable Factoryによって日本でも初演されたばかりです。いずれもいまヨーロッパで高い評価と人気を誇る作曲家たちであり、日本にいながらヨーロッパ現代音楽の最新の傾向とその詳細な分析に触れる、きわめて貴重な機会です。皆さま、ぜひふるってご参加くださいませ。

さらに後半では、作曲家としても広く活躍するルドゥ氏の自作品についてお話しいただくほか、パリ音楽院アナリーゼ科での取り組みについてもご紹介いただく予定です。作曲を学ばれている方はもちろん、フランスの高等音楽教育や留学に興味をお持ちの方にとっても、多くの示唆が得られる内容になるかと存じます。
皆さま、ぜひふるってご参加くださいませ。



日時
12月23日(火・祝) 17:00 ~ 20:00 
会場:STUDIO1619 グリーンStuido (西武有楽町線「新桜台」徒歩1分)


内容(予定、すべて通訳付き)
第1部:楽曲分析
ティエリー・エスケシュ「太陽の舟」、ファウスト・ロミテッリ「プロフェッサー・バッド・トリップ」の2曲を取り上げ、それぞれの構造や書法の特徴などを明らかにすることで、21世紀現代音楽の動向を読み解く。

第2部 : 自曲解説&コンフェランス
ヨーロッパのみならず、東洋の音楽などにもふかい関心を寄せるルドゥ氏の幅広い創作について講演を行う。また、パリ国立高等音楽院のアナリーゼ科での取組みについても紹介し、楽曲分析の考え方を概説する。


参加費
聴講料:予約 ¥2,000(当日 ¥2,500)
*定員に達しましたので、聴講の募集を終了いたしました

専門的な知識の有無に関わらず、興味のある方はどなたでも聴講可能です(定員約30名)



お申し込み・お問い合わせ
日仏現代音楽協会事務局
協会サイト: http://afjmc.org

制作協力:アンサンブル室町


2014年11月21日金曜日

第2回小林真理声楽マスタークラス 開催報告 & 第3回開講告知


 日仏現代音楽協会では、協会名誉会員でフランス在住のメゾ・ソプラノ歌手小林真理さんのご指導による第2回声楽マスタークラスを、今夏7月25日と26日に川崎の音楽練習スタジオと中目黒のジョイフル・スタジオにて開催致し、受講生10名の方々によりレッスンの12枠が全て埋まるという盛況のうちにこれを終えることが出来ました。
 ご報告が大変遅くなりましたが受講生、聴講生、伴奏ピアニストとして前回ご参加頂いた皆様に、この場をお借りして協会より深く御礼申し上げます。(第2回マスタークラスの詳細や雰囲気については、受講生3名の方々よりお寄せ頂いた愉しいレポートを下に掲載しておりますのでご覧頂ければと思います。)



さて好評を得ました前回、前々回に引き続き、来る12月26日と27日の両日にわたって、第3回小林真理声楽マスタークラスを開催する運びとなりました。小林さんはフランスを中心に古楽から現代作品に至る幅広いレパートリーで国際的なご活躍をされております。またストラスブール国立音楽院をはじめニースやボルドー他のアカデミーでも後進の指導に熱心に取り組まれています。フランス歌曲やフランス語オペラはもとより、古典や近現代のレパートリーを学ばれたい方も、ふるってご参加下さい。

講師プロフィール 

小林真理

鎌倉市生まれ。3歳よりピアノを始め、10歳より中村浩子女子に師事し声楽を学ぶ。
1979年東京芸術大学音楽学部声楽科を卒業、同大学院修士課程に進み、1981年文化放送音楽賞受賞、第1回日仏声楽コンクールに入選、フランス音楽をより深く学ぶために留学を決意し、1982年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に入学、レジーヌ・クレスパン女史に師事、1987年同音学院のオペラ科を終了、1989年にはウィリアム・クリスティ氏の指導する同音学院の古典声楽科のクラスを1等賞を得て終了する。パリ国立高等音楽院に在籍中の1983年頃より数々の国際声楽コンクールにて受賞(1984年パリのフランス歌曲国際コンクールでフォーレ賞、1988年クレルモン・フェランのオラトリオ・リート国際コンクールではリタ・シユトライヒ・記念大賞)この頃よりバロックから現代音楽に至る幅広い演奏活動を始める。
1993年には その後進学した東京芸術大学博士課程において博士論文『オリヴィエ・メシアンの歌曲研究ーハラウイを中心にー』を書き、博士号を収得する。

コンサート活動においては ピエール・ブーレーズの指揮でシヤトレ劇場でハリソン・バートウィッスルの〔メリヂアン〕のフランス初演、フランス国立管弦楽団、フィルハーモニック・オーケストラと共演、オランダのコンセルトゲボー・ホールにてシェーンヴェルクの〔4つのオーケストラ歌曲作品22〕、佐渡裕指揮でオーケストラ・ラムルーとマーラーの交響曲第2番、現代音楽作曲家の初演は数多く、アンサンブル・アンテルコンタンポランと数度共演、ロストロポーヴィッチの指揮で小林真理のために書かれたピヨートル・モスの〔スターバート・マーテル〕、最近ではフィリップ・ルルーの新作をロレーヌ国立管弦楽団とフランスとドイツで初演、ヨーロッパのみでなく、アメリカ、東欧、オーストラリアにてもソリストとして活躍している。
オペラの分野では ジェフリー・テート指揮によるベルクの〔ルル〕の女流工芸家役、プッチーニの〔蝶々夫人〕のスズキ役、モーツァルトの〔コシ・ファン・トウツテ〕のドラベラ役、ヴィヴァルディの世界初演〔真実の証〕のルステーナ役などを演じている。
cd録音も多数に及び、モーツァルトの〔レクイエム〕、〔マニュエル・ロ-ゼンタール歌曲集〕、〔20世紀の作曲家の編曲による世界の民謡〕などがあり、最近では、フランスを代表するサクソフォン奏者、クロード・ドラングルとの〔japanese love songs〕、メシアンの〔ハラウィ〕などがある。

1999年にフランス国家教授資格を得て現在ストラスブールの国立音楽院で声楽の専任教授を勤め、ニースのアカデミー他、各国でマスタークラスを行い、後進の指導にも情熱をそそいでいる。

倉敷の大原美術館のギャラリーコンサートに計3度出演した他、2013年にはフランスの各地でオーケストラとワーグナーの「ヴェーゼンドンクの歌曲」を数回歌い、同年10月25日には東京シティフィルとプーランクのオペラ「カルメル派修道女の対話」〔演奏会形式〕の修道院長の役を歌って好評を博した。


(当協会のホームページで小林真理さんへのインタビューを掲載しております。合わせてご覧下さいませ。)

日時
12月26日(金) 13:00~22:00
会場 : 川崎駅近くの音楽練習室(詳細は協会事務局にお問い合わせ下さい)
12月27日(土) 14:00~21:00 (予定)
会場 : サロンフェリーチェ(目黒線洗足駅徒歩3分)

対象
受講生 
- 声楽を専門的に学ばれている方
- フランス歌曲やフランス語オペラを学ばれたい方
- 声楽分野でフランスへの留学を希望されている方
- フランスにおける声楽教育を体験されたい方
- 声楽の初心者やアマチュアで学ばれている方
聴講生
-専門的な知識の有無にかかわらず、興味のある方はどなたでも聴講可能です。(事前に事務局へのお申し込みが必要です。)

レッスン形式
- 基本的にお一人様1時間の個人レッスン形式となります。お申し込みの際に上記の日時の中でご希望の時間帯をお知らせ下さい。お一人様で2時間続けての受講や、2日にわたって二枠計2時間の受講も可能です。
- 受講曲目は自由です。2、3曲程度ご用意下さい。事前に講師とご相談も頂けます。
- 伴奏者は基本的にご自分でお連れいただきます。あてのない場合は協会事務局にご相談下さい。(その際にはご希望日時と曲目をお教え下さいませ。)
-受講生は会場の定員の範囲内で他の受講生のレッスンも自由にご見学いただけます。

参加費用
-受講料 : 23,000円 (お一人で二枠受講の際は+15,000円となります)
-聴講料 : 2,000円 (2日続けての場合は通しで3,000円)

お申し込み・お問い合わせ
日仏現代音楽協会事務局
☎03-5389-0317 (Fax兼)

...........

<第2回小林真理声楽マスタークラス受講生の皆様方よりいただいたレポート>


☆1er rapport

 真理先生のレッスンは、とにかくアグレッシブです。レッスン中は、椅子に座ることはまずなく、ずっと音楽とともに、立ちっぱなしです。(なので、汗ふきハンカチと、お水のペットボトルは、真理先生のトレードマーク) さあ、次の受講生は…。
 先生が、何にアプローチするかは、一人一人違って、テクニックにアプローチするのか、発音についてなのか、読譜からどう音楽を生むか、役作り、詩の解釈、テキストの選択の大切さ、などなど、数時間はあっという間に過ぎます。
 ニースの講習会でも、同じレッスン風景だったことを思い出します。受講生も聴講生も、先生の言葉をメモしたり、録音したり、とても充実した時間でした。
 そして、真理先生の大好きな、打ち上げです。そこでは、歌の話、ストラスブール、パリの話、珍道中!?、旅話、舞台の裏話、など、盛り上がります。
 その楽しい時間も、あっという間に。また、お会いしましょう!と、小走りに地下鉄に入って行かれました。今頃はもう、コルシカで講習会でしょうか。

高橋淑子 (第2回マスタークラス受講生/講習会インスペクター・声楽家・日仏現代音楽協会会員)


☆2me rapport

 真理先生のレッスン
 私が真理先生に初めてお会いしたのは、もうかれこれ15年程前。何かを何とかしたくて、でもそれがわからずただもがいていた頃でした。文字通り目から鱗、身体を使って「歌う」ということを、原点に返って学び直さなくてはと気づかせてくれたことを憶えています。
できない自分に落ち込む事もしばしばですが、いつも嘘のない先生の姿勢に、メンタルも鍛えていただいたと思っています。そう、真の優しさを持って、真理先生は私たちに向き合ってくださっているのです。

柚木たまみ (第2回マスタークラス受講生・声楽家・日仏現代音楽協会会員)


☆3me rapport

 指揮法講座に続き、この度も会員でピアノ弾きである私の“フランス歌曲初心者”、“ピアノ伴奏者”、“聴講生”という3つの立場での体験記として、この充実の講座を終えての印象を書かせて頂きたいと思います。
 7月末に開講されたこの2日間は、よりによって記録的な猛暑でしたが、小林先生は南仏の海岸からそのまま潮の香りを運んでいらしたかのような涼やかな出で立ちで、レッスン内容は、ニースの陽光のようにとてもエネルギッシュでした。
マスタークラスは、午後番から夜の10時近くまで川崎の音楽室で、翌日は中目黒のジョイフルスタジオにて、小林先生の情熱的で的確なレッスンがみっちりと展開されました。レッスンの合間には、陽気な小林先生を囲んでの和やかなおやつタイムでの談笑、そしてクラス終了後のお食事会、打ち上げまでもが、本講座の大事な時間でした。

 昨年に引き続き、やはりレッスンでの中心的課題は発声、発声、発声。
 「喉を開いて!!」
先生は、何気なくお話しされる時でさえ、最高なコンディションで発声されるので、レッスンで体感する音響はとても心地良く、しかも先生が実演される歌の発声を聴かせていただける訳ですから、なおさらです。さて、自分で発声するとなると、自分の身体であってもコントロールするのは並大抵のことではないことを学びます。
 体の支えがしっかりしていれば、喉で押すこともなく、細く遠くまで(オーケストラであっても埋もれずに)響き渡る声が出せるということ。
 「ハーモニーのある声質でなければ!!」
  なるほど。旋律だけでなく常にハーモニーと共に演奏するピアノ弾きにとっては、旋律だけに命を吹き込むことはなかなか抵抗があることだけれども、聴衆を魅了する豊かな声というのは、それだけで倍音を多く含んだハーモニーを伴う声なのだと、はたと気づかされます。特に、今回私がピアノ伴奏させて頂いたモーリス・ドラージュの『7つの俳諧』という曲では歌とピアノ(室内楽のバージョンもあるようで、小林先生はその版でかつて演奏されたようです)とのアンサンブルが難しく、双方がかなり入り組んでいますので、そんな時こそ本当にハーモニー感のある声であれば、質の高い綾織りなしが実現するわけですね。先生が教鞭を執られておられるストラスブール国立音楽院での歌曲コースは“室内楽コース”として扱われているとのことです。
 「声楽は器楽のように」
  ピアノ弾きは逆を言われますね(笑) どこか朗々とレガートで・・・が“歌う”ということだと曖昧に勘違いされていることに危惧しての、先生のこのお言葉でした。
ここで、声楽におけるもう一つの重要な“発音”についてのお話が入ってきます。
フランスから久しぶりに日本に帰国されると、まず先生は街中での日本人の会話の声が大きいと感じるそうです。その原因として、小林先生は母音で話す日本語と、日本語にはないテンションの高い多くの子音がある西洋の言語の発音の違いを挙げていらっしゃいます。様々な種類の子音を区別して、正確に発音なければ、歌に引きずられ何を言っているのか聴衆には伝わらない。そんな時、器楽的と言われる“リズム”の問題にも直結していきます。ここでふと、音楽はもともとギリシャの言葉の中にあったものだと言われていることを思い出します。ギリシャ語の中にリズムも抑揚も含まれていたのだから、そもそも“音楽”という独立した分野はもともとなく、言葉を徹底的に磨くことが、もはや音楽そのものの行為であり・・・。詩は音楽。私が今回選曲した、プーランクと詩人ポール・エリュアールとの幸福な関係から生まれた歌曲のように。

全講座を通して、小林先生は言語と音楽の結びつきについて手厳しく熱心なご指導、ご注意をしてくださいました。特にフランス歌曲初心者として受講した私のレッスンは、なんとフランス語の語学講座にすり変わってしまったほどでした(笑)。発音記号の認識の甘さを反省し、正確な言語の発音の大切さを身を持って自覚できたことが本当に有意義でした。
 「声楽を勉強する上で、まずなんとなく旋律に歌詞を付けて歌うような練習は、いつまで経っても上達しないわ。旋律は旋律、言語は言語の練習がそれぞれちゃんとできるようになってから、それから歌と言語を結び付ける(合体させる)作業が始まるのよ。」
  声楽とは・・・正に言語と音楽の幸福な関係。
 なんと根源的なことに向き合っていることでしょう!!ラテン語の聖書からグレゴリオ聖歌が生まれ・・・レチタティーボ、アリアのあらゆる可能性を求めて変遷していったオペラ、20世紀のシェーンベルクの『月に浸かれたピエロ』のシュプレッヒゲザングに至るまで、そして現在も言語と音楽の関係性については模索の道が途絶えることはありません。
  さすがに古典から現代までのレパートリーを持ち、フランス語は勿論、それ以外の言語にも精通していらっしゃる小林真理先生の、発声ひとつ教授するお言葉の中にも英知が感じられ、それは声楽に留まらない、普遍的な内容でした。

今回、拙い私のプーランクの歌曲の伴奏には、畏れ多くもピアニストとしても素晴らしい作曲家の夏田昌和先生にお願い致しました。事前に合わせもして頂いたにも関わらず私の語学勉強の未熟さから、用意した4曲のプーランクの歌曲のうち、最後の1曲、大好きな“Les chemins de l’amour ”がレッスン中にできなかったということはとても残念でしたが、次回への楽しみを残して終わったのも良かったのかな・・・と。
普段ピアノ伴奏をしている自らの立場と一変、歌手の立場からピアニストに、「ここはリットしないで前に進んでください」と、息の都合から、かえってテンポ通りに弾いてほしいと要求したくなる歌手のリアルな立場も経験できたことも、ピアニストとしてこの声楽マスタークラスを受講させて頂いた1つの成果でした。ありがとうございました。

瀬川裕美子 (第2回マスタークラス受講生/伴奏者・ピアニスト・日仏現代音楽協会会員)

第2回日仏指揮法講座開催報告


日仏現代音楽協会発足後初めての協会主催企画として、2013年4月26日より3日間にわたり開催しご好評頂きました「日仏指揮法講座」。第二回目は、2014年5月3日~5日に杉並公会堂内スタジオ並びに渋谷ジョイフルスタジオにて開催されました。
第一回目に引き続き、1日目は講師の夏田昌和協会事務局長によるスコア•リーディングと楽曲分析のクラス。2日目、3日目は夏田、阿部による指揮の実技クラスという内訳でした。
今年の受講生は男性6名、女性1名の計7名。作曲科に在籍中の人、教育学を学んでいる人、活躍中のピアニスト、もうすでに指揮活動を始めている人など、意欲と才能溢れる各分野の若者達のエネルギーが結集し、充実したエキサイティングな時間となりました。
「フランスにおける伝統的な音楽家教育の理念である “musicien complet” (完全なる音楽家)の育成を理想として掲げた指揮法講座」という従来の目的の他、今回は私の希望でオペラアリアの伴奏指揮も課題に入れさせて頂く事にしました。というのも、私の敬愛する師匠であるメトロポリタン歌劇場首席指揮者のファビオ•ルイージさんが常々「聴く」事の大切さをおっしゃるのです。確かに、自分の生み出す音、書き記す音をよく聴くことも大切ですが、共演している他の奏者、特に歌手の演奏にじっと耳を澄ませて彼(彼女)と共に呼吸し、その音楽性を理解し、演奏しやすいコンディションを作り上げるにはどうすればよいか?と考え、思いやるのは、音楽だけでなく人間のコミュニケーションの基本でもあるように私には思われますので。
講座の詳細については、リポートを書いて下さった受講生の瀬川裕美子さんにお任せしたいと思いますが、昨年に引き続き受講された生徒さん達の上達ぶりに嬉しい驚きを覚えたり、それぞれの受講生のみなさんが抱える個人的な問題点や改善点と真摯に向き合い、また仲間達に刺激を受けながら短い期間の内に多くを学び成長してゆかれる様子に、教える立場の私が逆に色々と教えられたような次第です。
また、私の大先輩で長年の友人、心から敬愛する夏田昌和さんと共にこの講座を担当させて頂いたのは、勉強になるだけでなく個人的にもとても嬉しく光栄な事でした。夏田さんの、優しくユーモアをまじえた語り口ながらも、深く掘り下げた視点からの的確な且つ絶妙な指導ぶりにはいつも感心しきりです。
受講生のみなさんが、3日間のあいだに色々と考え、悩み、獲得した事が、それぞれの夢溢れる人生の糧に少しでもなっていれば、と思います。それにしても3日間の間に受講生達がみんなとても仲良しになっていたのは微笑ましかったです(笑)。またお会い出来る日を楽しみにしておりますね!みなさん、お疲れさまでした。
そして、「迷える」指揮(笑)にも文句ひとつ言わず、いや、時には優しくダメ出しをしながら連弾で難しい課題曲を楽々と伴奏して下さったピアニストの石井佑輔さんと神崎えりさん(時々助っ人として参加して下さった受講生の瀬川裕美子さんも!)、慣れない伴奏指揮に四苦八苦する受講生達に苦笑しながらも(笑)、優しく何度も美声を披露して下さったソプラノ歌手の吉川真澄さん、毎度ながら何から何まで運営のお世話をして下さった事務局の台信遼さん、ご来場下さった聴講生のみなさまに厚く御礼申し上げます。
阿部加奈子 (指揮法講座講師・指揮者・日仏現代音楽協会代表)






<講習参加者から寄せられたレポート>
 日仏現代音楽協会旗揚げ講座でもあり、もはや本協会メインイベントでもある第2回目の指揮法講座を受講させていただきました。受講生の立場で感想や実感を少し綴らせて頂こうと思います。

  受講生は、実際に指揮で活動している若い男の子たち。特に作曲家の方がほとんどでした。
 講座1日目はスコアリーディングと、午後は本協会のホームページに掲載されているドビュッシーの『牧神の午後の前奏曲』の詳細な分析(本当に詳細です!ドビュッシーが意識的か、天分でこの分析通りになっているのかはもはや問題ではありませんが、改めてドビュッシーの天才ぶりに心から感動してしまう、そんな分析です)も書かれている、作曲家の夏田昌和先生による的確な受講曲の楽曲分析。短時間の中で、受講生との対話を通しての、有意義な指揮法実践前夜でした。さて翌、翌々日は指揮のレッスン。講師阿部加奈子先生と夏田昌和先生は、芸大、パリのコンセルヴァトワールでも、同時期に共に学ばれているので(特にお二人共、中学生頃から永冨正之先生の門下生ということで、長い音楽仲間でいらっしゃるそうです)ベートーヴェン、ブラームスやドビュッシー、そしてヴァレーズに至るまで、さすがにお二人の息の合った充実の指揮のレッスンが、最後の1分まで精力的に続けられました。
  特に熱いレッスンとなったのは、ベートーベンとブラームスのシンフォニー。
何層にも折り重なる音楽の流れから、質量のある音をたった2本の腕でオーケストラから引き出すには・・・
 「まずは自分でこういう音が欲しいと心底願うこと!」
  先生方からしてみれば軟弱な?!受講生の身振りを見て、指揮のエネルギーを身体で体感させようと、先生方は時間を延長してまで熱血指導をしてくださいました。
 指揮者のファビオ・ルイージのアシスタントもされている阿部先生は、
 「“たった1拍を振るのにこんなに力を使っているんだ!”ってルイージさんの指揮をしている腕を触らされたのよ」
 と、それを再現する阿部先生の力強い腕の感触に受講生は、びっくり。何か気功の世界に一歩踏み入れたような場面も。
 「頭で理解していても、身体で理解しないと始まらない!」
こ、これぞ名言ですね。
 今回の指揮法講座では、女性の受講生は私一人で、ピアニストでの受講ということもあり、気恥ずかしさもありましたが、女性指揮者が少ない中、阿部加奈子先生にご指導いただけましたことは、本当に貴重なことでした。男性にはわかりにくい?!女性ならではの、手首が柔らかくなりすぎてしまう欠陥も、阿部先生は私にしっかり助言してくださいました。指揮者の手首がふにゃふにゃしていると、演奏家が音を出すタイミングを見失ってしまい、混乱させてしまうのですね。
音楽するという以前に、指揮というのは、演奏家とのコミュニケーションが音の始まりでもあり、最も大事なことだということを学びました。特にヴァレーズのオクタンドルの、オーボエソロの出だし・・・。ソロなので奏者に委ねていいものかと思いきや、
「ここのパートを吹くのに、どれだけオーボエ奏者が大変だか知ってる?すごいプレッシャーのかかる場面よ。オーボエって音を出すのに本当に大変な楽器なの。それを指揮者としても共に感じて指揮してあげなければいけない」
 あぁ、なんて配慮のない、冷たい指揮だったことか。それぞれの楽器の奏法、特徴まで身を持って勉強していくことも大事な指揮者の仕事なのですね。

 受講生それぞれが、良くも悪くも何か癖を持っていて、それが障害となって自分の音楽が表現できていないと見受けられるときには、先生方はそれを様々なアプローチでご指導くださいました。時には受講生の手を取り身振りを後ろから指導される場面も。かなりこれは有効だと思います。
中でもタクトを振らない左手の身振りについては、指揮のレッスンで最も重要な課題でした。
「では、歌いながら指揮をしてみたら・・・?」
----受講生の左手が、徐々に、自然に動き出す・・・
「そう、そんな感じでいいよ」
そのうちに、歌いながら指揮することが癖になってしまう受講生も・・・() 爆笑の場面でした! 
 他の受講生のレッスンを見ていると、何が課題なのかというのが結構わかる気にもなるのですが、いざ自分がやってみると、音楽にあった的確な身振りをすることがいかに難しいかということを実感します。
 そしてもう一つ、今回は受講生に更なる嬉しい訓練の場が提供されました。声楽家の吉川真澄さんをお迎えしての、オペラのアリア、レチタティーボ演習です。第2回目の指揮法講座、初の試みに、みんなドキドキ・・・。
  モーツァルトのレチタティーヴォでは、実際受講生がピアノで通奏低音の伴奏に挑戦しましたが、タイミングが遅いだの早いだので吉川さんを翻弄することとなり、更にアリアでは、受講生が吉川さんと殆どアイコンタクトを取らないまま?!マイペースで指揮を振り続けるという、厳しい状況に、結局会場は笑いの渦になってしまったのでした。   「誰も目を合わせてくれなかった・・・」と指揮法の打ち上げでの吉川さんの一言。()
 ごたごたになってしまう受講生の指揮に
 「心の中で声楽の人と一緒に歌って、呼吸して」
 と先生方のアドバイスのもと、なんとか事態は収束には向ったものの、かなりの課題を残したオペラアリア演習でした。やはり、オペラの指揮は難しい・・・。
そして最後になりましたが、伴奏をしていただいた石井佑輔さん、神崎えりさんにもお礼を申し上げなくてはいけません。特に、今回受講曲となった唯一の現代曲であるヴァレーズの『オクタンドル』は、難易度の高いピアノソロ版を弾ける石井佑輔さんの存在なしには勉強できない曲で、私もこの恩恵に預かり、この場でしか振れないであろうこの珍しい曲を指揮で勉強できましたことを感謝しております。
パリのコンセルヴァトワールでの指揮のクラスの体験談なども盛り沢山で、まるでその場に居合わせているかのような贅沢な、楽しい講座でした。
 ありがとうございました。
 瀬川裕美子 (指揮講座受講生・ピアニスト・日仏現代音楽協会会員)






2014年11月1日土曜日

会員の演奏会・講座情報(2014年11月)

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校 創立60周年記念 
芸高同窓会演奏会
2014年11月9日(日)  15時開演  14時開場
東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
チケット: 2,000円(全席自由)


プログラム:
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第8番 ハ短調 作品110
山中 千佳子:Signal to Signalles for Orchestra(世界初演)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品35 /Violin中村ゆか里(会員)

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18/ Piano 浜野 与志男 ほか

詳細情報:http://geiko.geidai.ac.jp/concert/



デビュー10周年 & 帰国記念
町井亜衣フルートリサイタル
2014年11月9日(日)14:00開演 (13:30開場)

銀座 王子ホール(東京メトロ「銀座」駅ほか下車)
チケット:4,500円(全席自由)


プログラム:
タファネル:「魔弾の射手」幻想曲
渡辺愛(作曲・会員)10年の旅(委嘱新作・世界初演)
フランク(町井亜衣編):ソナタ・イ長調
テレマン(町井亜衣編)《ソナタヘ短調 TVW41:f1》(忠実な音楽の師より)
サーリアホ:翼の簡潔さ  ほか


出演: 
町井亜衣(フルート)石橋尚子(ピアノ)

チケット・お問い合わせ:
王子ホールチケットセンター 03-3567-9990
村松楽器販売株式会社 03-3367-6000 ほか


(関連団体演奏会)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会
みなとみらいシリーズ 第304回
2014年11月15日(土曜日) 14:00開演
横浜みなとみらいホール(みなとみらい線「みなとみらい」駅、JR線「桜木町」駅下車)
チケット:S席6,000円 A席4,500円 B席3,000円
※シニア(70歳以上)  各料金より10%引
※ユース券(25歳以下)全席種1,000円。当日券がある場合のみ、窓口にて開演30分前より販売

プログラム:
クセナキス/ピソプラクタ
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
ブーレーズ/メモリアル*
ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲

出演:
金聖響(指揮)ギョーム・ヴァンサン(ピアノ)*江川説子(フルート)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団

ご予約・お問い合わせ:
神奈川フィル・チケットサービス ℡045-226-5107(平日10:00~18:00)

詳細情報:http://www.kanaphil.or.jp/Concert/concert_detail.php?id=252



Composer Group Cue作品展 vol.9

Cue meets Voice 
20141118日(火)19:00開演(18:30開場)
すみだトリフォニーホール小ホール(JR総武線「錦糸町」駅下車)
チケット:前売/2,500円 当日/3,000円(全席自由)

プログラム:
浅井暁子:「After she lost...」 メゾソプラノと打楽器のための
内田祥子:「石垣りんの詩による三つの空の歌」ソプラノとサクソフォンのための
篠田昌伸(作曲・会員):「数奇な木立ち」からの点景(詩:手塚敦史)メゾソプラノとアンサンブルのための
田渕大次郎:「Ku-() for mezzo-soprano and accordion 
深見麻悠子(作曲・会員):歌曲集「桐の花」ソプラノとピアノのための  
北條美香代:大手拓次の詩による連作歌曲「ふたたび見むことを」 
       ソプラノ、ピアノ、パーカッションのための 
出演:
Soprano 永崎京子  Mezzo-Soprano 武部薫
Saxophone 松井宏幸 Flute 斎藤光晴 Violoncello 多井智紀 Percussion 東佳樹 

Accordion 大田智美 Piano 深見麻悠子  篠田昌伸

ご予約・お問い合わせ:
チケットぴあ

Pコード:243-089
電話予約:0570-02-9999(自動音声)0570-02-9990(有人)

Composer Group Cue


詳細情報:http://group-cue.com/NEWS/entori/2014/10/10_zuo_pin_zhanvol.9_kai_cuinoo_zhirase.html

後援:日仏現代音楽協会


" Humoristique ! "
le jeudi 20 novembre 2014 à 20h
L'auditorium du Conservatoire Paul Dukas du 12ème arrondissement
 (métro: Gare de Lyon)
Entrée libre sur réservation


Programme :
Ian Clarke  Zoom Tube pour flûte solo
Akiko Yamane (membre de l'AFJMC)   Split Dots no.1 pour flûte et vibraphone
Régis Campo (membre de l'AFJMC)  Scherzo pour flûte, violoncelle et piano (transcription pour flûte, clarinette basse et piano)
Vinko Globokar  Voix instrumentalisée pour clarinette
Giovanni Sollina  La Folia pour violoncelle solo
Igor Stravinsky  Tango, Valsen Rag (extrait de L'histore du soldat) pour violon, clarinette et piano


Musiciens :
Musica U comme Universalis ( Kanako Abe, direction artistique )
Mihi Kim, flûte (membre de l'AFJMC)
Ayumi Mori, clarinette (membre de l'AFJMC)
Mathieu Godefroy, violon  Matthieu Lejeune, violoncelle  Elisa Humanes, vibraphone
Kanako Abe, piano (membre de l'AFJMC)


Réservation:
Conservatoire Paul Dukas   
tél: 01- 4347-1766


 
Mouvement perpétuel第3回特別演奏会 
光と影のロマンチシズム~ガブリエル・フォーレの歌曲 

ガブリエル・フォーレ没後90年・日仏文化協力90周年に寄せて
2014年11月22日(土)29日(土) 各14:00開演(13:30開場 
サロン・テッセラ(半蔵門線「三軒茶屋」駅下車)
チケット:一日券:学生/3000円 一般/4000円 通し券:学生/5000円 一般/7000
 

プログラム・出演:
11月22日(土)
第一部 フォーレの歌曲 20曲集より(1
   新海華子 / 高橋季絵 / 前川健生 / 神山直子 / 牧優雅 / 友光耀子
 第二部 フォーレの歌曲集
   『ある一日の詩』齋藤青麗
   『優しい歌』武田正雄(テノール・会員)
 11月29日(土) 
第一部 フォーレの歌曲 20曲集より(2

   上沼純子 / 萩原雅子 / 島田裕里子 / 紺野さくら 
 第二部 フォーレの歌曲集『閉ざされた庭』『幻影』『幻想の水平線』
   出演:原彩子 / 池端歩 /山中信(特別ゲスト)
 

ピアノ:白取晃司 / 田中健 / 室伏琴音 / 吉本悟子 
 
後援:NPO法人日本声楽家協会 / 在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本
 
お問い合わせ:(株)音楽事務所サウンド・ギャラリー03-3398-5631 




13回アヴァンス演奏会
20141128日(金)19:00開演(18:30開場)
すみだトリフォニーホール 小ホール(JR総武線「錦糸町」駅下車)
チケット: 2000円(全席自由)
代表・主催:福士則夫(協会名誉顧問)

プログラム・出演:
黒田崇宏:Scabiosa for Soprano, Oboe, Viola and Piano
   ソプラノ 中山美紀 オーボエ 荒川文吉 ヴィオラ 對馬時男 ピアノ 山中惇史 

佐原詩音:ミニオペラ「アフロディーテの口づけ」
   ソプラノ 山中さゆり バス 松澤佑海 打楽器 野崎めぐみ ピアノ 佐原詩音
深見麻悠子(作曲・会員) :邪宗門秘曲~打楽器ソロのための~
   打楽器 前田啓太
真島圭:「空想典礼」
   ソプラノ 高居洋子  橋京子  沼田真由子 メゾソプラノ 高柳佳代  ピアノ 真島圭
山田香:ASOBU-ASOBOU-ASOBEST~どうやって遊ぶ?ver.2.2

   テノール 新津耕平  ピアノ 谷合千文  演出 太田麻衣子
渡辺宏章:「恋歌・四季の歌 Ⅱ」

   箏 長谷川愛子

ご予約・お問い合わせ


後援:日仏現代音楽協会



吉川真澄×佐藤紀雄CD発売記念コンサート
〝うたほぎ〟
2014年11月28日(金)19:00開演(18:30開場)
東京オペラシティリサイタルホール(京王新線「初台」駅下車)
チケット:一般前売 ¥3,000/学生前売¥2,000(当日は各¥500増、全席自由)


プログラム:
大場陽子:ハナウタ(散華より)〜ソプラノとギターのための
平野一郎:秋の歌ー女声独唱の為の(吉川真澄委嘱・世界初演)
中山晋平/渡辺裕紀子編曲:シャボン玉
河村光陽/夏田昌和(編曲・会員):りんごのひとりごと
武満徹/田中やよい編曲:恋のかくれんぼ
武満徹/鷹羽弘晃編曲:さようなら ほか


出演:
吉川真澄(ソプラノ・会員)佐藤紀雄(ギター)


ご予約・お問い合わせ:

東京オペラシティチケットセンター

詳細情報 :
http://masumi-yoshikawa.jp





(関連団体演奏会)
カルチエドトンヌ2014
ブリュノ・マントヴァーニ
コンセールポルトレ
2014年11月29日(土)19時開演
杉並公会堂 小ホール(JR中央線ほか「荻窪」駅下車)
チケット:一般/3000円 学生/2000円 児童/1000円 パスリゾーム会員/各500円引(詳細

プログラム:
フルートのための 4つのアルメニアのメロディ
ヴァイオリンとチェロのための ひとつの声の
弦楽三重奏曲 ユー・アー・コネクティッド
ヴァイオリンのための ハッピー・アワーズ
フルートと弦楽トリオのための ハッピーB.

出演:
フルート 木村 麻衣子 ヴァイオリン 印田 千裕
ヴィオラ 福田 道子 チェロ 津留崎 直紀

ご予約・お問合せ:
カルチエミュジコ
詳細情報:
http://quartiersmusicaux.blog77.fc2.com/


2014年10月1日水曜日

会員の演奏会・講座情報(2014年10月)

ストラスブール現代音楽祭MUSICA
Opéra "Quai Ouest" (西埠頭)(世界初演)

2014年10月2日(木) 20:00開演 Opéra National du Rhin
2014年10月10日(金) 20:00開演 Mulhouse La Filature 

作曲 Régis Campo(作曲・会員)
原作 Bernard-Marie Koltès
音楽監督  Marcus Bosch 
演出  Kristian Frédric, Florence Doublet
舞台デザイン  Bruno de Lavenère
衣装   Gabriele Heimann
照明   Nicolas Descoteaux

出演:
Maurice Koch Paul Gay
Monique Pons Mireille Delunsch
Cécile Marie-Ange Todorovitch
Claire Hendrickje Van Kerckhove
Rodolfe Christophe Fel
Charles Julien Behr
Fak Fabrice di Falco

Chœurs de l'Opéra national du Rhin
Orchestre symphonique de Mulhouse





アンサンブルネージュ第2回演奏会
日時:2014年10月3日(金)19:00開演(18:30開場)
会場:江東区文化センターホール(東西線「東陽町」駅下車)
チケット:2,000円(全席自由)



プログラム:
ラヴェル:序奏とアレグロ
台信遼(作曲・会員):Der Spiegel im Spiegel(日本初演)
諸井誠:ラメンタ'79−尺八、ピアノと弦楽合奏のための
ウェーベルン:協奏曲
ブーレーズ:Dérive2

出演: 浦部雪(指揮)、長谷川道将(尺八)、アンサンブルネージュ(室内楽)



ご予約・お問い合わせ:
☎ 070-6974-7397(空間創造 Oto)
e+(イープラス) http://pinoko.eplus.jp

主催:アンサンブルネージュ,空間創造Oto(運営)
後援:一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)、日仏現代音楽協会



日本音楽理論研究会第25回例会
日時:2014年10月5日(日)13:30-17:50(13:10受付開始)
会場:国立音楽大学AIスタジオ(中央線「国立」駅下車) 
参加費:一般¥2000/学生¥1000 

プログラム:
開会宣言 島岡譲(日本音楽理論研究会会長)
平本 幸生「自作曲の分析と、ブルーノート・ペンタトニックスケールについて」
石川 智寛「バルトーク『ルーマニア民族舞曲』sz.56より第2曲「帯踊り」の機能和声理論による分析
夏田 昌和(作曲・会員) 「自作曲 <2種の形象によるコンポジション ~J.S.B.へのオマージュ~> の分析」
小川 伊作 「新しい楽典の試み~『ギター譜で学ぶ新楽典』~著者自身による解題」

ご予約・お問い合わせ:
日本音楽理論研究会事務局(本部)

詳細情報 :
http://www.geocities.jp/dolcecanto2003jp/R/reikai/honbu/25_141005/o/25_oshirase.htm



アンサンブル室町Lecture Concert 2
〜声明とルネッサンスパーカッション〜
日時:2014年10月5日(日)15:00開演 
会場:代官山教会
チケット:一般¥2,000 学生¥1,000

プログラム(委嘱作品・初演):
五十嵐琴未:『竜、聞法花読衣誦、依持者語降雨死語(りう ほくゑのどくじゆをきき ぢしやのかたらひによりてあめをふらしてしにたること)〜声明とルネサンス打楽器のための』
黒田崇宏:『庭〜声明と打楽器のための』

出演:
斎藤説成(声明)
飯塚直(ルネッサンスパーカッション)

アンサンブル室町代表
ローラン・テシュネ(会員・作曲)


予約・お問い合わせ:
アンサンブル室町事務局 



アンサンブル・インタラクティヴ・トキオ(EIT)
スペシャル・コンサート≪触発しあう響き≫
2014年10月8日(水)19:00開演
東京オペラシティリサイタルホール(京王新線「初台」駅下車)

出演:EITトリオ
野勢善樹(フルート)木村健雄(クラリネット)浦壁信二(ピアノ)

プログラム:
C.ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(1894/2012 EIT-Trio編)
丹波明(作曲・協会名誉顧問):フルート・ソナタ(1957)
成田和子:鏡遊び(2014/日本初演)
姜碩煕:仮面(1982)
湯浅譲二:クラリネット・ソリチュード(1980)
P.ブレーズ:アンシーズ(1994/2001)
姜碩煕:即興曲(1993)

ご予約・お問い合わせ:
コンセール・プルミエ



鈴木真希子ハープリサイタル




2014年10月17日(金)18:30開演(18:00開場)

古賀政男音楽博物館内けやきホール(小田急、千代田各線「代々木上原」駅下車)
チケット:一般 ¥3,000/学生 ¥500(全席自由)

プログラム:
E. PARISH-ALVARS:Sérénade
B. BRITTEN:Suite for harp
J.CRAS:Suite en duo
K. SAARIAHO:Fall ※日本初演
L. BERIO:SequenzaⅡ per arpa sola
M. RAVEL:Introduction et Allegro

出演:鈴木真希子(ハープ・会員)

詳細情報:
http://afjmc.org/concert-de-harpe-recital-de-makiko-suzuki/

ご予約・お問い合わせ:
プランニングオフィスネイチャ


後援:洗足学園音楽大学同窓会、日仏現代音楽協会



小山瑠美子 オリヴィエ・クロード 
うたとピアノのコンサート
新潟公演:2014年10月26日(日)14:00開演(13:30開場)
会場:だいしホール(第四銀行支援事業、越後線「新潟」駅下車)
東京公演:2014年10月31日(金)19:00開演(18:30開場)
会場:淀橋教会小原記念チャペル(総武線「大久保」駅、山手線「新大久保」駅下車)

チケット:一般2,000円/学生1,000円(全席自由)

プログラム:
G.フォーレ /“水のほとりにて” “愛の歌”
H.デュパルク/“悲しき歌” “旅への誘い”
F.プーランク/“くじびき” 全7曲
J.ケージ/“アリア”
若林千春/“モノローグ 〜独唱と鳴り物のために〜”
L.バーンスタイン/“ラ ボンヌ キュジーヌ” 全4曲  “なんなの、この映画は!”「オペラ タヒチ島の騒動」より
K.ワイル/“バルバラ・ソング”「音楽劇 三文オペラ」より “大怪物リュスチュクリュ”、“わたしは船を待っているの” 「音楽劇 マリー・ギャラント」より 他

出演:
小山瑠美子(うた・会員)、オリヴィエ・クロード(ピ アノ)

詳細情報:

お問い合わせ:☎ 025-265-4518(コンサート事務局)

後援:日仏現代音楽協会、新潟・フランス協会